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Shogakukan paperbacks
夫婦一年生

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093862219
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

判型:B6判 

結婚したばかりの青葉と朔郎、「夫婦一年生」カップルの日常を描いた連作長編。出会い編、料理修行編、ご近所付き合い編、3億円宝くじ妄想編、初めての来客編、ダンナの看病編、心がほっこり温まる愛に溢れた6編。

内容説明

心がほっこり温まる、新婚小説。

著者等紹介

朝倉かすみ[アサクラカスミ]
1960年、北海道小樽市生まれ。2003年「コマドリさんのこと」で北海道新聞文学賞受賞。04年「肝、焼ける」で小説現代新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

したっぱ店員

47
昔々、自分も結婚ではじめて親元を離れ、誰も知り合いのいない土地に来たのだが、そのころのことが蘇ってきて懐かしい。家の近所探検したなあ。はじめての二人暮らし、相手の日常に触れ、手探りで「家庭」を作っていく様子がとても微笑ましい。甘あまなのかと心配したが、いい意味でさらっとしていて、でも仲良しで、とても仕合わせそうで温かい気持ちになった。2015/03/21

そうたそ

35
★★☆☆☆ 新婚夫婦、いや新婚カップルと呼んだほうがいいかもしれないほどの初々しさをもった二人の何気ない日常を描いた作品。とにかく何も怒らない。フツーの日常だった。イチャイチャしているわけでもなく、こざっぱりしていた二人であったのが印象的。こんな感じのエッセイ漫画がありそうだなあ、という気にさせられる。何もない普通の日常がおくれるということは実は夫婦として上手くいっている証拠なのかもしれない。姑さんとも仲がいいみたいだし。そういう意味ではこの作品での夫婦はある種の理想としても見れるのかもしれない。2014/08/22

saku

17
再読。やっぱりこの本好きだなぁ。新婚ほやほやのふたりの日常を描いたものだけど、「ありそう!」と思える些細なすれ違いや出来事がたくさん描かれている。最後の終わり方もすごく好きだった。青葉のさっぱりとしたキャラクターや、朔郎の独特のゆるさを持つキャラクターに愛着を感じてしまう。こういう夫婦になれたらいいなぁ。2013/11/04

魚京童!

14
この感じ好き。だから最後まで読めなかった。私はまだ幸せではない。疲れてるから。飲み疲れてる。酔ってるってのとは違う。上手く説明できない。飲まないとやっていけない。なぜだろうか。目指す先がないからだ。暗雲が立ち込めている。ワクワクしない。ただこなしてる。これではいけないと思いながら。生きていない。死んでもいない。屍期。誰にでもあるのだろう。何が悪いわけではない。世界がガラリと音を立てて崩れたのだ。色眼鏡をかけていたのだ。しょうがない。2019/02/02

まめみ

11
なんてことはない、新婚さんの物語。だけど、よかった。ところどころププッと笑い、たまにムムゥと唸り、ちょこっとホロッとくる、ごくごく日常の話。あぁ……人生やり直したい(笑) ワタクシ、申し訳ないが、不仕合せである……とほほ。2011/11/10

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