出版社内容情報
この本を著すためにわざわざ特別授業を開き、容赦ない添削特訓を実践。そのライブ再現版である本書では、まさに当代きっての名文家の個人レッスンを体験できる。『リンボウ式コンピュータ文章術』特講編も必読。
あのリンボウ先生が赤ペン添削の鬼に! 文章読本は数々あれど、これほどまでに実作トレーニングに徹し、懇切丁寧な赤ペン添削でフォローした指導書は絶無である。文章表現力は適切な特訓によって確実にスキルアップする! という信念から、この本を著すためにわざわざ延べ9時間以上の特別授業を試み、その全プロセスを再現したのが本書。情け容赦のない赤ペン添削の実例も、赤黒2色印刷でライブに体験できるので学習効果満点。「リンボウ式コンピュータ文章術」も特別収録。どうすれば、リンボウ先生ならではの知的で上品な日本語使いになれるか。どうすれば、言葉のセンス・知性を磨き、相手を感心させるオトナの文章表現作法を身に付けられるか。そんな目的をかなえる必読テキスト。
内容説明
リンボウ先生、赤ペン添削の鬼となる!品格ある日本語表現のコツ。
目次
第1章 リンボウ先生の文章術講義(文字を惜しめ;文章の第一要件は「客観性」にあり;エッセイと観察 ほか)
特別講義 リンボウ先生のコンピュータ文章術―コンピュータで書くこと(コンピュータで書いてきた歴史;コンピュータで書いたほうが良い文章が書ける;コンピュータはキーボードで書くのが断然速い ほか)
第2部 リンボウ先生の添削講義(朝日カルチャーセンター編;共立女子大学編;その他の作品について)
著者等紹介
林望[ハヤシノゾム]
1949年東京生まれ。作家、書誌学者。慶応義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京芸術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞を受賞。和漢、雅俗の文章作法に通じた当代一流の日本語使いとの定評を博し、多数のエッセイ、小説の他に、古典論、能楽論、歌曲のための詩作等も手がける
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