文章術の千本ノック―どうすれば品格ある日本語が書けるか

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093861007
  • NDC分類 816
  • Cコード C0081

出版社内容情報

この本を著すためにわざわざ特別授業を開き、容赦ない添削特訓を実践。そのライブ再現版である本書では、まさに当代きっての名文家の個人レッスンを体験できる。『リンボウ式コンピュータ文章術』特講編も必読。

 あのリンボウ先生が赤ペン添削の鬼に! 文章読本は数々あれど、これほどまでに実作トレーニングに徹し、懇切丁寧な赤ペン添削でフォローした指導書は絶無である。文章表現力は適切な特訓によって確実にスキルアップする! という信念から、この本を著すためにわざわざ延べ9時間以上の特別授業を試み、その全プロセスを再現したのが本書。情け容赦のない赤ペン添削の実例も、赤黒2色印刷でライブに体験できるので学習効果満点。「リンボウ式コンピュータ文章術」も特別収録。どうすれば、リンボウ先生ならではの知的で上品な日本語使いになれるか。どうすれば、言葉のセンス・知性を磨き、相手を感心させるオトナの文章表現作法を身に付けられるか。そんな目的をかなえる必読テキスト。

内容説明

リンボウ先生、赤ペン添削の鬼となる!品格ある日本語表現のコツ。

目次

第1章 リンボウ先生の文章術講義(文字を惜しめ;文章の第一要件は「客観性」にあり;エッセイと観察 ほか)
特別講義 リンボウ先生のコンピュータ文章術―コンピュータで書くこと(コンピュータで書いてきた歴史;コンピュータで書いたほうが良い文章が書ける;コンピュータはキーボードで書くのが断然速い ほか)
第2部 リンボウ先生の添削講義(朝日カルチャーセンター編;共立女子大学編;その他の作品について)

著者等紹介

林望[ハヤシノゾム]
1949年東京生まれ。作家、書誌学者。慶応義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京芸術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞を受賞。和漢、雅俗の文章作法に通じた当代一流の日本語使いとの定評を博し、多数のエッセイ、小説の他に、古典論、能楽論、歌曲のための詩作等も手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

76
まーちゃんのレビューを見て読みました。いゃー、文章を書く時の客観性の難しさを実感します。一般人の作文をリンボウ先生が的確に添削していて素晴らしい!(当分へこんでしまいそうです。)2013/09/02

まーちゃん

42
文章の書き方、パソコンを使った文章の作り方、添削作文を題材に具体的なアドバイスをする三部構成。 小中学校では日記や作文、読書感想文など書いたし、その後は小論文やレポートも数多く書いた。 ただ文章の書き方で教わったのは、小学生の頃に「てにをは」と原稿用紙の使い方くらいで、それ以来ずっと我流で文章を書いてきたことに少し驚いた。 参考書のように並んだ要点は新鮮で、添削・講評された受講生の文章は具体的な指摘が興味深く、注意を受けた文章や書き方には共感を覚え、恥ずかしくてアイタタタ・・となったりした。(→続)2013/08/23

おいしゃん

18
文章の上手い下手は紙一重、というのが、著者の添削例を通してよくわかった。小説にしても、エッセイにしても、第三者にその出来事を面白く、かつリアルに読ませるのは難しいなぁ。2014/03/13

おとなふみちゃん

7
64~80ページを母に見せたい。大変役に立った。文章の描写は大切。です×。だ○。とても辛口で、生徒の作文にもびしばし赤ペンチェック入りまくり。ひどすぎる…と思うほど辛口なところがかえってすっきりする。2011/12/22

zoros

5
添削した例を読むと、添削前がいらない文で埋められているのがよくわかる。 2017/10/16

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