ドキュメント よい病院とはなにか―病むことと老いること

関川 夏央【著】

小学館（1992/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 270p／高さ 20X14cm
• 商品コード 9784093443012
• NDC分類 498.16
• Cコード C0036

出版社内容情報

国際派ライターとして注目される著者が、心臓外科、ガン、脳神経外科、老人専門の医療現場の最前線で取材。現代における病気と医療の関わりを鋭く分析した迫真のルポ。

ドキュメント　よい病院とはなにか　目次　この本はなぜ書かれはじめ、著者の興味は結局どこに至ったか。　白いブラックボックス　【心臓外科病棟】　がん医療の現場で　日出づる国の脳神経外科　奇妙な平穏、不思議な秩序　【老人病棟】　「常識人」の眼で見た医療現場の現在と今後　【四つの病院を再訪する】　ここに規則はない。ただ生活がある　【特別養護老人ホーム】　病気・老化・死、そこでは誰もが平等である。

内容説明

心臓病、がん、脳血管障害、それから、たんなる老化。あなたはこのうちのどれに悩むのだろう。どうやって治すのだろう。そして、どういうふうに死ぬのだろう。病院から老人ホームまで、あなたを救い、あなたの生死を分かち、いずれは誰もが逃れられない場所「病院世界」を、あなたとおなじ患者候補生、あなたとおなじ老人予備軍のひとりが案内する。これから病気になる人とこれから老いる人のために。

目次

白いブラックボックス―心臓外科病棟
がん医療の現場で
日出づる国の脳神経外科
奇妙な平穏、不思議な秩序―老人病棟
「常識人」の眼で見た医療現場の現在と今後―４つの病院を再訪する
ここに規則はない。ただ生活がある―特別養護老人ホーム
病気・老化・死、そこでは誰もが平等である。