出版社内容情報
向こう10年、他の本は要らない「蕎麦本」
文献に登場してから430年の歴史を持つ蕎麦。大坂から江戸へと「粋」の文化を支えた蕎麦の本流、本筋を探りながら、名門名店蕎麦屋の歴史をひもとき、ていねいに紹介します。 今、いい蕎麦屋は大人にとって最上の憩いの空間になっています。そうした事実を大事にしながら数多ある「ソバ本」とは、はっきり一線を画す、決定版となる1冊です。●享保の大坂で生まれ、江戸で育った庶民の味●三大暖簾(更科、砂場、藪)の蕎麦はどう違う●蕎麦きりの基礎知識●蕎麦作りの極意 など
内容説明
江戸の昔から続く正統老舗蕎麦屋の数々。「うまい蕎麦を提供する」という高い志は同じなれど、個性はそれぞれ。本書をご覧になり、貴方の「贔屓」をごゆっくりお探し下さい。
目次
江戸蕎麦の源流(砂場の歴史は大坂に始まる;江戸で花開いた蕎麦文化;「蕎麦切り」の基礎知識;巴町砂場(東京・虎ノ門)
南千住砂場(東京・南千住)
虎ノ門砂場(東京・虎ノ門)
室町砂場(東京・日本橋室町)
一茶庵本店(栃木県足利市) ほか)
蕎麦作りの極意(打ち方、つゆの作り方、薬味など…)