出版社内容情報
寒さ厳しい冬。湯気の立ちのぼるアツアツのうどんが心なごませてくれる季節。うどんで名高い地方から厳選しておくる“おうどん情報”。名店のガイドから、蘊蓄まで、この一冊でおうどんの全てがわかる仕掛けです。
寒さ厳しい冬。湯気の立ちのぼるアツアツのうどんが心をなごませてくれる季節。四国、大阪、名古屋、伊勢、そして東京。うどんで知られる地域には、その土地ならではのうどんの食べ方がある。うどん文化の発達した大阪では、薄味のだしに甘く煮た油揚げを入れたきつねうどんが有名。鍋焼きも、江戸時代に大坂で生まれたものだという。また、名古屋では、きしめんや味噌煮込みが知られている。 うどんの起源は、遣唐使が伝えた索餅(さくべい)??小麦粉を練って作った餅のようなもの??といわれるが、それに近い形をして現在残っているのが甲州名物のほうとう。 そもそも江戸時代、うどんは多くの庶民にとってはハレの日のご馳走だった。日常は畑仕事に精を出し、手間暇かかるうどん作りは禁止、という命が下った地域もあるとか……。??という具合に、厳選しておくる「うどん情報」の一冊! 名店のガイドから、蘊蓄まで、この一冊でうどんの全てがわかる仕掛けです。寒い時はもちろん、暑い時の冷やしうどんも各種載せ、本当にていねい、しんせつな、一冊です。
内容説明
うどん好きは歓喜、そば通も感心!アツアツフーフーのうどんからキリッシコシコの冷たいうどんまで、現時点での最高最良のうどん情報が得られる一冊。
目次
讃岐
きつね
しっぽく
うどんすき
鍋焼き
ほうとう
きしめん
味噌煮込み
伊勢
個性派
水沢
稲庭
氷見
料亭御用達
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ガクガク
41
図書館のリサイクル本として入手。いやあ、もう、うどん好きにはたまらない垂涎の各地の老舗名店うどんの紹介本。讃岐、きつね、しっぽく、うどんすき、鍋焼き、ほうとう、きしめん、味噌煮込み、伊勢、水沢、稲庭、氷見…ええい、まとめて全部持って来い!ってな感じで、気分はもうすっかりうどん尽くし。16年前の発刊だけど、全然古さを感じないし、ここに紹介されている老舗名店は、恐らく今も健在で先客万来に違いない。今度旅行に行くとしたら、大阪経由高松に決まりだな! 近くの丸亀製麺に甘んじているおのれが惨めで哀れに思えてくる。 2014/05/10