イタリアオペラを原語で読む カヴァレリア・ルスティカーナ

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093105811
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C2087

出版社内容情報

字幕でオペラの心は絶対に伝わらない。マスカーニの名作を原文と対訳を中心に、原作者、時代背景、舞台となるシチリア風俗など、あらゆる角度から解き明かす。ダリオ・ポニッスィによる台本朗読CD付き。

 胸を締めつけられるような、美しい旋律をもつ間奏曲を誰でも一度は耳にしたことがあるでしょう。それとは裏腹に生々しい男女関係と悲惨な結末を持つ、このマスカーニの名作オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』の魅力のすべてを語る本です。作品の成立事情から、舞台となったシチリアの風俗、全歌詞の対訳、そして歌詞に隠された意味まで、イタリア語にもオペラにも詳しい、NHKラジオ・イタリア語講座でおなじみの武田好先生がやさしく解き明かします。歌詞を微妙なニュアンスまで理解すれば、劇場でオペラを見るときに、字幕にとらわれず、より深い感動を得ることができるでしょう。付属のCDではダリオ・ポニッスィ氏の台本朗読によってイタリア語の発音を確認することができます。著者によるイタリア人歌手への興味深いインタビューも載せました。

内容説明

NHKラジオ・イタリア語講座でおなじみの武田好先生が『カヴァレリア・ルスティカーナ』をやさしく解説します。ダリオ・ポニッスィ氏による台本朗読を収録したCD付き。

目次

第1章 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(あらすじ;オペラを楽しむためのポイント;舞台となったヴィッツィーニ村 ほか)
第2章 台本を読む(「カヴァレリア・ルスティカーナ」原文と対訳;台本解説;イタリア語小文法 ほか)
第3章 シチリアで歌手たちに聞く(ヴィンチェンツォ・プーマさん;カティア・ロローヴァさん;アレッサンドロ・バッティアートさん)

著者等紹介

武田好[タケダヨシミ]
大阪生まれ。大阪外国語大学でイタリア語学専攻、1984年より同大大学院外国語学研究科においてイタリア語学およびイタリア史専攻。1985年ペルージャ外国人大学留学、87年大阪外国語大学大学院修士課程修了。現在、神戸女学院大学、相愛大学講師。神戸NHK文化センター講師。1998年よりNHKラジオ・イタリア語講座講師を務め、「中級への第一歩」「イタリア語感覚を磨こう」「手紙に見るイタリア語の世界」「オペラで学ぶイタリア語 シリーズ1、2」を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まな☆てぃ

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5月に歌うので、参考に、図書館にて。カタカナ発音も、参考になりました。本番は5/17~5/18、サントリーホール!2019/03/04

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