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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784092905726
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8097

出版社内容情報

テニス少年の底抜けに明るく切ない青春物語

ウルトラ体育会系だけれども活字中毒でもある文学少年、侃(カン)は、高校に入り、仲良くなった友だちに誘われて、テニス部に入ることになった。初めて手にするラケットだったが、あっという間にテニスの虜になり、仲間と一緒に熱中した。テニス三昧の明るく脳天気な高校生活がいつでも続くように思えたが……、ある日、取り返しのつかない事故が起きる。
少年たちは、自己を見つめ、自分の生き方を模索し始める。
「恐ろしいほどの感動が、俺を圧倒した。若く溌剌とした魂の輝きがもし目に見えるとすれば、朝の光の中できっと俺はそれを見たのだ。
瞬くように過ぎ去るからこそ、二度と戻れないからこそ、このきらめくような瞬間はかけがえのない一瞬だった。」(本文から)
少年たちのあつい友情と避けがたい人生の悲しみ。切ないほどにきらめく少年たちの日々の物語。

【編集担当からのおすすめ情報】
朽木祥さんの待望の最新刊。朽木さん初の青春小説です。朽木祥さんは、『かはたれ』でデビューし、児童文学界に新風を巻き起こしたました。本作品では、少年たちの学園生活を生き生きと描き出しながら、それだけでは終わらない感動を読者に与えてくれる、奥深いYA文学です。


オン・ザ・ライン 目次

第1部

1 一瞬で恋に落ちるということ
2 人道主義のヒューイット
3 サユリ組とドリル
4 テニス・テニス・テニス
5 残された詩と音楽と
6 詩を読むように絵を読む少女
7 朝の光
8 脱ぎキャラたちとの夏
9 “我が身の不幸を嘆く”合宿
10 絵本
11 秋の瞳
12花火の秋、闇鍋のクリスマス *あの一球

第二部

1 消息
2 大人の事情
3 子どもの事情
4 のど飴の缶
5 待ちびと
6“人の仕事」”
7 弱者の媚薬
8 リトリーヴァー的戦い方
* 銀杏並木





朽木 祥[クツキ ショウ]
著・文・その他

内容説明

体育会系だが活字中毒の少年侃は、仲よくなった友だちに誘われてテニス部に入ることになった。テニス三昧の明るく脳天気な高校生活がいつまでも続くように思えたが…。少年たちのあつい友情、そして、明日への希望の物語。

著者等紹介

朽木祥[クツキショウ]
広島市生まれ。被爆二世。上智大学大学院博士前期課程修了。2006年、『かはたれ』で第39回児童文芸新人賞、第35回児童文学者協会新人賞ほか受賞。2009年、『彼岸花はきつねのかんざし』で第33回児童文芸家協会賞受賞。2010年『風の靴』で第57回産経児童出版文化賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫 綺

66
第58回 青少年読書感想文全国コンクール課題図書。高校生向けにしては、少々拙い内容。唐突にテニスを始める活字中毒の高校生男子の恋や友情、スポ根、挫折と復活のよくある青春物。感動もののはずなのに、共感しにくかったな。2012/07/29

みかん🍊

64
体育会系だが活字中毒の侃は高校に入ってすぐ仲良くなった友人に誘われテニス部に入る、熱血スポーツ青春小説かと思ったら、後半は思いもよらない展開になっていく、テニス、恋や友情、文学、苦悩と欲張ってあれこれ欲張って詰め込み過ぎてしまっていて、鼻につくというか、こういスポーツ青春物好きな系のはずが、今ひとつ素直に感動できなかった。2015/08/04

ゆみねこ

55
感動!高校生になってクラスメートの貴之に誘われるままテニス部に入り、その魅力に憑かれた「侃(かん)」。弾けるような青春の日々から不幸な事故とその後の葛藤の日々。家族との問題をからめつつ、恋と友情に悩める青春。忘れかけていた輝くような日々を思い出させてもらいました。テニスの試合のシーンは、宮本輝さんの「青が散る」を連想。2014/05/09

あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

44
課題図書。テニス三昧の青春物。2018/09/26

糸車

40
9月の子どもの本の課題図書。テニス部を舞台にした青春ものかと思っていたら中盤でがらりと雰囲気が変わった。一瞬で恋に落ち、つきあっている人がいると知ってあっさり終われる程度なら気楽だ。けれど、自分が早く会っていればよかった、なぜあいつなんだと妬むほど恋がれてしまったらどこで線を引けばいいんだろう。不注意で起きた事故、侃をかばって怪我をした貴之。一度読んだだけでは消化できない気がするので再読するつもり。侃が”清楚”が死語だなんて、だれが言ったんだ、ってつぶやくところでにやり。苦しい思いをしても恋はいいもの。2015/09/18

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