内容説明
先生は、きっとかならず帰ってくる。天国へ行ってしまった飼い主を、いつまでも駅で待ち続ける犬のハチ。愛と友情と信頼の美しさについて教えてくれる、多くの人に読みつがれてきた感動のロングセラー。
目次
1 ハチ誕生
2 上野家の人びと
3 先生とハチ
4 友だち
5 信頼
6 先生の死
7 帰る家のないハチ
8 留さん
著者等紹介
新藤兼人[シンドウカネト]
1912年広島生まれ。映画監督、脚本家。松竹を経て、1950年近代映画協会を創立。主な監督作品に『原爆の子』、『裸の島』、『鬼婆』、『午後の遺言状』、『石内尋常高等小学校花は散れども』など多数。2002年文化勲章受章。国内外の賞も多い
岩淵慶造[イワブチケイゾウ]
1942年青森生まれ。イラストレーター。『SFマガジン』『ミステリマガジン』の表紙・挿絵でデビュー。児童よみものに挿絵を多数描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aru0901
1
忠犬ハチ公 可哀想なお話ですが こんなにもご主人の愛情を受けたハチは幸せだったんだって思いたい2024/03/02
ばしちゃん
1
あとがきを読んだらサメた。2015/04/12
†はるゆき†
0
ハチ公…ハチ公!!うわぁああん(涙)
taverna77
0
文章は上手だなぁと思ったけれど、なんか気持ちが乗りきらない物語でした。「創作された美談」感が前面に出すぎてるのかなぁ。それに、作者のあとがきのタッチが好きじゃない。興ざめ、という言葉がぴったり。奥さんの出身地は高知県なんですね~。2021/01/12