出版社内容情報
著名なドイツ文学者、高橋健二先生の偉作を現代に蘇らせました。1986年初版の「コンパクト版アンデルセン童話集」をイラストをリニューアルして復刊したものです。
【1巻収録作品】
火打ち箱/小クラウスと大クラウス/えんどう豆の上にねたおひめ様/小さいイーダちゃんの花/親指ひめ/いたずらっ子/旅の道連れ/人魚ひめ/皇帝の新しい服/幸運のオーバーシューズ/ひなぎく/しっかりしたすずの兵隊さん/野の白鳥
高橋 健二[タカハシ ケンジ]
翻訳
いたや さとし[イタヤ サトシ]
イラスト
著者等紹介
高橋健二[タカハシケンジ]
1902‐1998。東京生まれ。東京帝大独文科卒。中央大学教授を経て、同大学名誉教授。著書「グリム兄弟」に対し芸術選奨・文部大臣賞、全業績に対し日本芸術院賞を贈られる
いたやさとし[イタヤサトシ]
1999年・2002年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。埼玉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こよみ
21
人魚姫は絵本と違って悲しい結末じゃなかったんだな2014/04/08
備忘録
4
人魚姫、親指姫など、メジャーな話を取りそろえた童話集。どうも原作に近いためか、物悲しい結末や残酷な展開が多いです。親切な魔女を怒りに任せて殺した青年が、何のお咎めもなく幸せになったりと、現代の道徳観に照らし合わせると大丈夫なの? と言いたくなるような話もちらほら。こんなに過激だったんですね、アンデルセン。「小クラウスと大クラウス」なんてもう、馬も人も死にまくりです。2014/11/10
ちゆ
0
火打ち箱、親指ひめ、人魚ひめだけ読んだ。 パステルカラーで柔らかいカラフルな世界観な感じ あと、どの話もどことなく悲しさがあるというか… 火打ち箱は違うかも…? グリム童話集もちょろっと読んだけど、それでいいのか感 教訓とかじゃなくて物語!って感じ?2022/08/18