小学館文庫<br> 家栽の人 〈8〉

小学館文庫
家栽の人 〈8〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091927286
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

草木を愛する風変わりな判事・桑田義雄。家庭裁判所に持ち込まれる数々の事件を通して、現代の人々の愛と孤独を優しく描く都会派森林浴ドラマ。

▼第1話/モクレン▼第2話/モクレンII▼第3話/モクレンIII▼第4話/モクレンIV▼第5話/モクレンV▼第6話/エノコログサ▼第7話/カサブランカ▼第8話/カサブランカII▼第9話/カサブランカIII▼第10話/カサブランカIV▼第11話/カサブランカV▼第12話/サルビア▼第13話/ツワブキ▼第14話/山川草木●主な登場人物/桑田義雄(岩崎家庭裁判所春河支部判事)●あらすじ/春河支部に転任して間もない若い判事補・石嶺のもとに、三越と名乗る中年男性が訪ねてきた。三越はシンナー常習で鑑別所に入れられた少年の弁護士だというが、二人の幼い娘に加え、おんぶひもで赤子まで連れたその姿は、かなり弁護士離れしていて…? トラックの運転手から、10年越しの努力で弁護士となった苦労人と、クールなエリート肌の石嶺による法廷対決の行方は? そして、少年は立ち直ることが出来るのか…!?(第1話)●本巻の特徴/父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したこともある桑田。数多い問題・事件をいかに迅速に処理するかに目的を置きがちな家庭裁判所において、つねに当事者が抱える問題の本質を見極めようとする主人公の姿勢を描いた連

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hr

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僕はよく嘘をつく子だった。なぜ嘘が口をついて出るのか、分からなかった。ありもしないことを学校で語ることがあった。嘘にまみれた言い逃れで親から叱責を受けた。だから、嘘をつく若者のことを少しは分かっている気がするし、桑田判事がそうしたように、大人になってからは自分のためには嘘をつかないようにしてきた。けど、嘘をつく大人は少なくないんだ。ああ、今日の仕事も疲れました。2016/08/31

なたでこっこ

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失って気づくことの方が多い。主人公の存在感が知る一冊です。2012/04/05

hr

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再読。2023/04/02

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