出版社内容情報
祖父・滋悟郎の指導を受けた柔道の天才少女・猪熊柔がオリンピックの金メダルと国民栄誉賞、そして日本スポーツ界のスーパースターになることを目指す!?
▼第1話/親子対決▼第2話/精一杯やらなくちゃ▼第3話/決戦前夜!▼第4話/本気の目▼第5話/夢のバルセロナ▼第6話/母は強し!▼第7話/あと2つ!!▼第8話/父帰る!?▼第9話/気迫は負けない!!▼第10話/一進一退▼第11話/バルセロナへ行くんだから!!▼第12話/試合開始!!▼第13話/さやかの秘密兵器▼第14話/にぎれ寿司清!!▼第15話/万事休す!? ▼第16話/死闘決着!!▼第17話/勝者と敗者●登場人物/猪熊柔(柔道の天才的な才能を持つ女の子。鶴亀トラベル社員)、松田耕作(柔を追い続けるエブリースポーツ紙記者。柔に想いを寄せている)、猪熊滋悟郎(柔の祖父。過去に柔道全日本選手権を5連覇した猛者)、猪熊虎滋郎(滋悟郎の息子で、柔の父。柔道の達人だが、幼い柔に投げられて以来、消息不明だった)本阿弥さやか(柔のライバル。本阿弥家の令嬢)、風祭進之介(さやかの元コーチ。柔に想いを寄せている)●あらすじ/ようやく復帰を決意した柔は、滋悟郎のコーチのもと、富士子と共に猛練習を再開した。一方、柔不在の女子柔道界は、さやかの独壇場となっていた。大きな大会を次々と制覇した彼女は、第7回の全日本体重別選手権も圧倒的な強さで優勝し、見事連覇を飾る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴよの助
13
松田さん男前!仕事を置いて富士子さんの為に柔と花園くんを会場に置いてフクちゃんのミルク作りに行くんだから!男前だわ本当に!2015/10/16
ぴよの助
12
富士子さん柔ちゃん代表選手おめでとう!松田さんが仕事ほっぽり出してふくちゃんのお世話をする姿がいい!仕事より富士子さんの試合見ててやれって花園くんと柔ちゃんに言うのが素敵!ほんといい男だよ!柔ちゃんとさやかの試合は手に汗握った。最後までどうなるのかわからなくてハラハラしたよ。お父さんも戻ってきてくれてよかった。よかったね柔ちゃん。そして母は強し。離れててもお父さんの考えをきちんとわかってるお母さん素敵です2015/08/17
ぴよの助
7
再読2015/09/02
sskitto0504
6
ついにさやかお嬢様との最終対決でしたね。最初からのずっとライバルとして戦ってきたさやかお嬢様との対決は見応えがありました。2015/12/07
貴人
4
「20世紀少年」や「モンスター」でずっこけた感のある浦沢さんだが、この頃は輝いていた。今巻は柔と本阿弥の対決と、富士子さんの挑戦。そしてお父さんがついに帰宅。柔のお父さん初期とキャラ変わったよなぁ~、凄い好きなキャラだけど。あと富士子さんは、「ダイ大」におけるポップ的な二番手のおかしさと、感情移入できる所があって作品に良いスパイスを効かせている。本阿弥との対決はやはり異色な出来栄えだ。正直本阿弥さん嫌いになれない。寝技に勝機を見出したのも、その描写も確かな力量に支えられて素晴らしい。2014/12/14