出版社内容情報
傭兵として世界各地で戦ってきたジェド・豪士。戦闘インストラクターとなった今でも、彼の周りには戦いが絶えない…。単なる戦闘ものではなく、戦争が残した傷あとにも注目したヒューマン・アクション。
▼第1話/サイレント・マグナム▼第2話/誇り高き孤独▼第3話/ドクタ?・スタ?ジェス▼第4話/グリフォンの罠▼第5話/9年目のホワイト・クリスマス▼第6話/戦場に咲く花▼第7話/サンタ・マリアの想い出▼第8話/ミラノに死す▼第9話/ロンリ?・ソルジャー▼第10話/見えざる敵▼第11話/シエラ・ネバダの教訓●登場人物/ジェド・豪士(日系アメリカ人で、元傭兵の戦闘インストラクタ?)●あらすじ/イタリア・ボルツァ?ノ駅で、最終電車に乗り遅れた豪士は、ニュ?ヨ?クから来たという男に出会った。男は何者かに追われている様子で、しかも、地上最強のハンドガン、44マグナムを所持していた。しかし、男は、その銃をなぜか使わなかった。(第1話)▼今回の依頼主は、ベルギ?に住む大富豪、カトリ?ヌ・ベンク。依頼内容は、誘拐された娘・ロ?ザの救出だった。本来ならば警察の守備範囲にあたる事件だが、重要なスポンサ?であるベンクの依頼を、CMAに所属する豪士は断ることができない。頑固な彼女に豪士は戸惑いを覚えるのだが…(第2話)。▼機内である老人が心臓発作で倒れた。容体はかなり悪く、専門医にすぐ診せないと心臓停止してしまうほどだった。しかし、機内に医者はいな
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カムイ
29
本当のクリスマスが来てくれた子供とって父親は……😭2022/11/20
コジターレ
5
第4巻を読了。切なさを感じる話が多かった印象。また、本当に相手を大切に思うからこその厳しさの必要性を知る。2018/01/05
白義
3
人間が戦場に赴くのも、一様ではないそれぞれのドラマがある。一方で、戦いというのはそうしたドラマを演出するどころか容赦なく根こぎにすることもある。そうして中断されたものの中に響く哀しみの声みたいなものが「サンタ・マリアの想い出」には描かれている。あくまで生徒たちに生きる手段を与える豪士のもとだからこそ、これほどドラマが集うのだと不思議と納得させる迫力。戦場に人生を破壊されながら全てを譲りはしなかった人々の物語にもかなり唸らされる2013/06/28
しゃちべえ
3
リビア情勢の報道を見ていて、久しぶりに再読。もう20年以上前の漫画だけど、古びた感じはない。この漫画で世界中のテロリストの養成キャンプはカダフィ大佐率いるリビアにある、という設定になっていたり、リビアからの亡命者を豪士が訓練する話も入っていたりする。まさかこんなに時間が経つまで、カダフィ政権が続いているとは…。2011/02/23
まき
2
『サンタ・マリアの想い出』は悲しいな。それにしても、コーツとは別に豪士の敵っぽい人が出てきたな。一体、何者だろう。2012/05/06