小学館文庫<br> カムイ伝 〈12〉 山盗りの巻

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小学館文庫
カムイ伝 〈12〉 山盗りの巻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 412p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091920423
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

徳川幕府による厳しい身分制度下、権力の重圧にあえぐ者たち。多彩な人物群と雄大な構想、透徹した歴史観で綴る白土劇画の代表作であるばかりでなく、日本コミック史上に燦然と輝く名作。

▼第1章/木の間くずし▼第2章/何処へ▼第3章/音丸変化▼第4章/始末記▼第5章/山ヌケ▼第6章/屍移し▼第7章/山盗り(1)●主な登場人物/カムイ(厳しく差別される身分から自由を求めて脱出し、忍びと化した天才忍者だが、現在は忍びの世界から抜け出すべく逃亡中)、正助(優れた知能で社会を改革しようとする農民)●あらすじ/日置藩内は、無能な領主のもと、目付けと城代の権力争いや絶えざる経済不安で混乱をきわめ、更には大飢饉に襲われるに至り、各地で一揆が起こっていた。そんな絶望的な状況の中で、正助は生き延びるため、他領へ逃げる“逃散”という壮大な打開作を思いつく。しかし、殺気立った群集は正助の言葉に耳を貸そうとしない。だが、隣領からのクズレ一揆衆の出現で農民同士の殺し合いになりかかったところを正助の機転で免れ、逆に一揆が浮足立つ結果になる。この偶然と商人・夢屋七兵衛の助けを借りて、正助の逃散計画はとうとう実行に移される。一方、木の間党の首領・草加竜之進は、橘一馬の木の間党に対する孤立工作によって、徐々に窮地に追い込まれていく……。●その他の登場キャラクター/ナナ(カムイの姉)、苔丸/スダレ(夙谷の住人で、正助の協力者)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひねもすのたり

6
一角が・・ゴンが・・そして日置藩が・・怒涛の12巻!!ドーデもいいことだけどハニートラップを駆使する音丸が由美かおるっぽいと感じてしまった拙者はまだまだ修行がたりませぬ。2012/11/30

koyasho

2
日置藩改易。その後始末のために隠密団が暗躍する様が生々しい。抜け忍となった手風の活躍が見られる第12巻。2012/11/19

うぃ

0
3.0 今巻で退場する人多し。2017/05/04

山根正和

0
アケミさん、正助誘ったりゴンに決断させる為に脱いだり強姦されたりで読者側としてはエロキャラ認識してきたのに、登場人物から「アバズレ」発言食らってて草生えた。久しぶりの台詞あり登場かわいい。2013/05/06

佳蘋(よし)

0
再読

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