小学館文庫<br> カムイ伝 〈7〉 雪どけの巻

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小学館文庫
カムイ伝 〈7〉 雪どけの巻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 415p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091920379
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

徳川幕府による厳しい身分制度下、権力の重圧にあえぐ者たち。多彩な人物群と雄大な構想、透徹した歴史観で綴る白土劇画の代表作であるばかりでなく、日本コミック史上に燦然と輝く名作。

▼第1章・剣風往来▼第2章・謎▼第3章・雪どけ●主な登場人物/カムイ(下忍となった夙谷の民)、正助(庄屋も一目置く農民)、草加竜之進(謀殺された次席家老の遺児)●あらすじ/江戸藩邸で、日置藩領の嫡子が暗殺される事件が起きる。幕府は、この不祥事を知りつつも、日置藩からの養子縁組の願いを聞き入れる。どうやら日置藩には幕府すら、うかつに手を出せない秘密があるらしい。そんなとき、江戸で後に「明歴の大火」と呼ばれる大火災が発生する。この混乱に乗じて、草加竜之進と笹一角は日置藩主の殺害を試みるがカムイに妨害される。「金こそ力」と考える夢屋は、この江戸の大災害を絶好の商機として利用し、巨額の利益を得る。しかし、日置領・五代木では夢屋のやり方に反発するシクロに率いられた漁民により、その店舗と家屋が打ち壊しにあっていた。その頃、花巻村では正助の指揮のもと新田開発が進められ、一致団結した領民の力により開墾に成功する。差別を乗り越えた、この新田開発の成功により、身分制度によって対立していた夙谷と村の住人との間に信頼関係が生まれていく。一方、カムイ殺害の指令を受けた忍者“搦の手風”が、その機会を窺っていた……●その他の登場キャラクタ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

6
それぞれの道で迷う登場人物たち。カムイは忍びになったが掟に縛られてここにも自由がないことを知り師匠と同じく抜け忍へ。剣に生きる浪人水無月右近はスランプから剣を捨てて戦う道を模索。なによりも百姓と非人の間に立つ正助は水を堰き止め用水路を引くが試行錯誤の道。2017/04/06

ひねもすのたり

5
江戸時代の封建社会を描くシリアスな作品だけど、時々登場人物がウィンクとかチャンスって言ってたりします。 そのあたりが気になっていたんだけど7巻目となるとほとんどスルーしている自分がいます(笑)2012/10/24

koyasho

1
水無月右近が刀を捨てる。ここまでガラリとキャラチェンする奴も珍しい。鉄弓の使い手・左卜伝が登場。五代木の漁村で夢屋に対する不満が燻る第7巻。2012/11/15

うぃ

0
3.0 右近さんの顔つきがどんどん変わっていく。2017/03/31

佳蘋(よし)

0
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