出版社内容情報
稀代のオス教養漫画、完結巻！！
偏奇館から焼け出され、
命からがら西へと逃れた荷風。
戦後、荷風は
その伝説的な死を迎えるまで
荷風らしくその人生を生き抜けた。
最終章・第4部
[荷風の永遠]開幕!!!
【編集担当からのおすすめ情報】
荷風は、何を悟り、何を貫いたのか？
荷風の“永遠なる遺言”を知ることは、
われわれの人生を豊かな領域へと導くこと、
請け合いです。
「文学者が政府御用達になったらおしまいですぜ」と
言い切った荷風の言葉は、現代においてなおさら、強く、痛快です。
倉科 遼［クラシナ リョウ］
原著
ケン 月影［ケン ツキカゲ］
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とやまっこ
0
完。2017/10/17
刷子筆男
0
この全4巻、良かったんですなぁ……実に。コピーばかりのケン月影先生の画（笑）は、それでも唯一無二の艶めかしさだし。 小説が売れて、ひたすらエロに、好き勝手に生きた永井荷風には、やっぱ「なれはしない」し「マネもできない」けど『憧れる』ではないか。 こういう人もいたんだよなぁ……と勇気は得られるのだ。この息苦しい時代において。2018/05/10
