ビッグコミックス<br> 特別のEGOIST 〈3〉

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ビッグコミックス
特別のEGOIST 〈3〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784091894977
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

西新宿には魔物が棲む!!

都庁移転時に名を馳せた伝説の地上げ屋・大村重吉の

取材をはじめるライター・神木トオル。

しかし、取材時に神木は倒れ、マリもまた……

二人が倒れた時は、いつだって目の前に重吉の息子・哲哉がいた。

人の心に“魔”が巣くうのか。

人が“魔物”を作り上げるのか。

新宿の巨大な魔が動き出そうとしていた―――


【編集担当からのおすすめ情報】
楠みちはるファンの方々はお気づきのことと思うが、
楠氏の言葉の力には異常な強さがある。
本作ではその力が存分に発揮され、異形のサスペンスが生まれた!!






第19話 イジメ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
第20話 鬼と旅人・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
第21話 力の代償・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
第22話 鏡の法則・・・・・・・・・・・・・・・・・・71
第23話 初めての声・・・・・・・・・・・・・・・・93
第24話 舞う魔物・・・・・・・・・・・・・・・・・115
第25話 台風の目・・・・・・・・・・・・・・・・・139
第26話 夜行の通り道・・・・・・・・・・・・・・161
第27話 我欲の肥大・・・・・・・・・・・・・・・183
第28話 求め続けた言葉・・・・・・・・・・・・205


楠 みちはる[クスノキ ミチハル]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キーツ(Nob Arakawa)

4
ちょっとみちはる先生にしては変化球のテーマに足を踏み込みつつあるが、面白さには変わりない。特に東京の地理が実体験として理解していると非常にそそるものがある。渋谷なんかは本当にくぼ地で交差点から緩やかに登りながらポンギ方面へ。途中の青山、麻布もまた独特な街。六本木も面白いのは南側の谷川。谷町JC超えると大使館エリアだ。さらに足を延ばし霞が関を抜けると見えてくるのが桜田門。警視庁ですね。突き当りを右手に向かって銀座まで一直線。そしてこれらの間が実は非常に短い。狭いエリアに密集している文化はやはり独特だ。2017/05/10

毎日が日曜日

0
★★★宗教、前世、スピリチュアルがテーマなのか?2017/04/29

やいとや

0
結局「魔」とは何だったのかは不明なまま、打ち切り。つくづく残念。どうやら魔物とは思念というか「欲望」の集合体であり、それを依り代として引き寄せる人間達が「特別」に存在しており、どうやらそれが神木でありマリである、という事らしい。そこに都市の盛衰を絡めたある種『帝都物語』のような風呂敷の拡がり方をする筈だった、とか考えられるんだが。そうなると神木とマリの闘争がラストに持ってこられたのかなぁ。それが「鬼と行者」として伏線となっていた、と。そしてそれは実は同一の存在であるから神木とマリも合一して魔となる、とか。2019/04/28

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