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出版社内容情報
言葉も分からない異国の地で、空襲で孤児となった少女。想像を絶する凌辱の日々を乗り越え、無事“安住の地”に辿り着く日は来るのか…。 動き出した劣情のファンタジー!
▼第1話/最初の晩餐▼第2話/リアルマン▼第3話/斉藤ストア▼第4話/ ミナミが語り続ける▼第5話/爆撃とコンビニ●主な登場人物/南(砂漠の中を、南から来た不感症の少女)、西さん(町の西の番人。岩しか食べられない)、東さん(町の東の番人。突然に勃起する)●あらすじ/荒涼たる砂漠のなかを、ひとり歩く制服姿の少女・南。辿り着いたのは、谷沿いに広がる不思議な町だった。町の番人をしていたふたりの男、西と東に出会った南は、彼らと町で暮らし始める…(第1話)。●本巻の特徴/砂漠を歩いてきた少女・南は、町の番人である西と東に出会う。さらに、ヒッチハイクで日本に帰る途中の二人組の「お笑い」の女の子もやってきて、計5人の男女が「合コン」のノリで楽しい夜を過ごすことに…。だが、南がこの地に辿り着くまでには、凄惨を極めた悲しい過去があったのだ! 天国と地獄が入り混じる、極限のエロティック・ドラマ開演!●その他の登場人物/アイ、マコト(いまどき“ヒッチハイクで日本に帰る”という企画で旅するお笑い二人組。でも笑えない)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
9
何となく理解しながら、何となく読み進めていったら、段々と物語が繋がってきて驚いた。完全に理解するのは多分無理と言うか、何かやはり住んでいる世界が違うと思うのだ。色々と。共感出来るところもある…気がするが、共感したくない、と言う気持ちもあるから困ったものである。だからこれつまり、ただこの変な世界観に浸かっていたい、と言うだけなのだ。それだけの為に読んでいる。勿論エロい描写も、変な世界の一部に含めている…笑 山本直樹作品…マイナーなやつはあまり本屋で見かけないけれど、ゆっくり集めていきたいなあ。2015/01/22
かおる
6
初山本直樹作品。性描写が多いが基本キャラクターの表情というか目が死んでいるので、妙な虚無感に苛まれる。山本直樹作品はみんなこんなテイストなのか……?と思いながら2巻へ続く。2014/07/22
wasabi
3
『分校の人たち』のあとに読むと線が薄くて読みづらい...。同作者の『ビリーバーズ』思い出した。タイトルが全てを表してる内容かと。2013/08/10
鯨、或は山田
3
ストーリーというか、内容みたいな感じのが形骸化している。それがうまい感じに作用していると思う。読者が脳内で補完しろよ、みたいな感じで。その説明の無さが好き。2012/08/16
まー助
3
この人の作品の中で一番すき。いまのところ