出版社内容情報
亡き夫の跡を継ぎ、和賀県知事となった赤月蘭子は、美人だけど政治は全くのド素人! そんな彼女が、燃えさかる正義の炎で政治の闇をバッチリ照らす、痛快ポリティカル・コメディー!!
"▼第1?7話/雁電機誘致補助金50億円(1?7)▼第8話/ラン子の正体!?●主な登場人物/赤月蘭子(和賀県知事。夫が知事就任2か月で事故死したため弔い選挙で出馬した。支持率90%の人気ぶり。30歳)●あらすじ/今日は雁電気工業会長と会う大切な日。財政難で苦しむ和賀県内に工場進出を決めた""救いの神""の接待とあって、団副知事は万に一つも失敗は許されないと蘭子に言い聞かせる。だが誘致のために、50億円もの補助金が県から雁電気に流れていると知った蘭子は、あまり腑に落ちない様子で…(第1話)。●本巻の特徴/工場誘致の経済効果で、めざせ県の赤字財政再建! だが蘭子たちの期待に反して、雁電気は小さな工場と研究所しか造ろうとせず、このままでは50億円払いゾン? 立ち入り検査で不正が発覚すれば、補助金の返還請求ができると聞き、自ら研究所に乗り込んだ蘭子だったが…。●その他の登場人物/団塊造(和賀県副知事。県庁OBで""影の知事""の座を狙う。62歳)、山咲仁(県企業誘致部長。54歳)、花菱匠(和賀県選出の国会議員。雁電機を県内に誘致した張本人。40歳)、星繭子(蘭子の秘書であり友人。情報通。25歳)"
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょむ研(水野松太朗)†選挙マニア!?
7
若くして亡くなった夫の跡を継ぎ、県知事となった主人公。現業職員にも混じりながら、現場主義で改革に取り組んでいく…。 女性知事を主人公にした政治漫画。然し今一つ印象が薄い…。2016/04/13
hisayparrish
0
元東京都副知事の青山氏が監修したということで、自治体を巡る諸制度の仕組み(からくり)は間違いのないものと信頼できる。巧妙にその穴をくぐり、不正な利益を得ようとする輩を、急死した夫に代わって知事になった赤月蘭子が、友人で秘書の星繭子とのコンビでその陰謀を暴き、罰していく物語か。しばらく見守ろう。2021/11/10