ビッグコミックス Ｓエスー最後の警官－ 〈１８〉

藤堂裕/小森陽一（漫画原作者）

小学館（2015/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 190p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091873774
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

S（エス）史上最強のテロが日本を襲撃！！

人気ロックバンドのライブ会場に突如、テロリストが出現、多数の観客が人質となり、劇場が占拠された！

それは人口増加に歯止めが効かない地球の未来のために、「人間を間引く」という思想をもつ集団・アルタイルの仕業だった。

人質となった観客の中には、神御蔵にとって大切な人、ゆづるも含まれていた。SATとNPSは人質救出のため、直ちに劇場に向かうが......

”軍師”と呼ばれる謎の男が統率するアルタイルの目的は、果たして何か......！？

【編集担当からのおすすめ情報】
本巻18集から新章に突入！

宗教団体のような統率力、本格的な武力を兼ね揃えた組織・アルタイル。軍師と呼ばれ、その組織を率いる男は、プルトニウム編の正木やハイジャック編の壬生をしのぐ、これまた強烈な存在として、主人公の前に立ちはだかります。

作中で、SATの隊長である中丸が「テロとの戦いに日本は無関係などと言う事は、もはや幻想でしかない」と口にしますが、本巻ではまさに、巨悪なテロリストが日本に照準をあてて、騒乱を起こした時の恐ろしさを想像させる内容です。

人命を護らんと、凶悪なテロに立ち向かう主人公たちの活躍に、ぜひご注目ください。

episode.137:天性……………………………005
episode.138:水面下…………………………029
episode.139:接触……………………………053
episode.140:悪寒……………………………077
episode.141:動悸……………………………101
episode.142:焦燥……………………………125
episode.143:擬態……………………………149
episode.144:射られたアキレス腱……………173


小森 陽一［コモリ ヨウイチ］
著・文・その他

藤堂 裕［トウドウ ユタカ］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nyaoko]

蘇我の跡を継ぐべく、イルマがSATと兼任する事になる。女子が強く成長していくのは大好き。一號とゆづるはどうなるの？という流れをぶった切るようにテロ事件がまた起こる。ドラマ2期作ってほしいなあ。

2016/04/08

[saga]

イルマの「ゴキブリはブッ殺さないと直んない」という現実路線は、きっとＳＡＴでの活動に支障を来たさないだろう。一號の「犯人確保が被害者のため」というセンチメンタリズムにも似た想いが、監禁されたゆづるのことで我を忘れそうになっている一號を見ると、最愛のゆづるを失うことになったとして維持できるか？　このテロが彼らの真の気持ちを確かめる試金石になりそうだ。

2016/02/17

[めぇにち]

テロ事件発生。これが最後の事件になるのかな。蘇我が居なくて寂しい。イルマの覚悟に違和感を感じるか、女心を感じとるか。ちょっと難しいな。

2016/03/26

[teko]

１～１８巻まで読了。何だかんだ今まで殉職者を出さずに済んできたＳ。ここに来て中丸隊長にフラグ…？！未だかつてない強敵に、ＮＰＳの確保がどこまで貫けるのか。同時進行の制圧法、完結が近い？中どこら辺で話を纏めるのか気になる！一號や蘇我より、中丸隊長と香椎隊長メインで読んでいる気がする。

2016/05/07

[もくもく]

謎のテロ集団、アルタイルの狙いが気になります。どこまでが計算で、どこまでが偶然なのか読めない。

2017/09/26