出版社内容情報
権力者たちが平和の大義の元に、最後の戦乱へと突き進んでいった時代!! 修羅に生きる殺戮集団として、純粋培養された少女たちがいた!!
▼第1話／勇情▼第2話／黒幕の名▼第3話／朝廷の使者▼第4話／好機▼第5話／救済▼第6話／真言▼第7話／天賦●主な登場人物／あずみ（精鋭の刺客として純粋培養された少女）、千代蔵（耳が聞こえないが、長刀を自在に操る手練）●あらすじ／服部半蔵らとの密談中、襲いかかってきた謎の一団を一瞬にして全滅させたあずみ。そこへ、屋敷からいなくなったあずみと千代蔵を探して馬琴がやってくるが、あずみは、半蔵らと千代蔵が一団を殺したと嘘をつく。あずみに武術の心得があるのではないかと疑う馬琴は、日頃鍛練をしている石段にあずみたちを誘うが…（第1話）。●本巻の特徴／敵の首謀者・武信に近づき、ついに国千代との接触に成功したあずみ。だが、使命を阻む謎の一団が現れて…!? ●その他の登場人物／南海坊天海（亡き家康のブレーンを務めた高僧。あずみを保護し、新たな使命を授ける）、武信（西国の領主の子。国千代を誘拐し、幕府からの独立を要求）、国千代（徳川秀忠の次男）、京極貞麻呂（天海と対立する金地院崇伝の配下）
朝廷の使者
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
地下鉄パミュ
10
チュバッチュバッチュバ・・・何の音かは察して下せえ。偉くなろう言う奴が色気ばっかりだからなぁ笑。気分だだ下がり。虐めを受けている子を見守るあずみ。助けるのは簡単なんだがそうはしない。我が子の成長を見守るような強い気持ちを感じました。こう言う教育もあるんですよね。大人がしゃしゃり出てっては行けないんだな。成長に繋がらない過保護はダメって事ですね！2021/04/18
十六夜（いざよい）
5
あずみが天海の命を受け国千代の奪還にやって来た事がついに武信にばれてしまう。千代蔵を眠らされ孤立無援のあずみは、自ら国千代奪還を武信に直訴する事に…。あずみを狙う黒装束の集団も不気味。2015/11/15
文吾
3
★★★/表立って朝廷から使者。京極貞麻呂、、妙な暗殺者集団を抱えてるし怪しさを隠そうともしてないよ。そして武信の信用を得るために木刀で立ち合い。当然の勝利だけどかっこいいよ、あずみ。(t)2023/01/24
ton
3
黒装束のボスにして今件の黒幕が登場これまたきっしょい感じ。肝心の救出対象者国千代は、やはり血は争えぬ馬鹿要素有りだが梵天丸よりは遥かにマシっぽいああもうそんなんばっか。あずみ、遂に武信にすべてを看破され、めでたく実力御披露目と相成る。これは武信側と結託で騒動解決方向で決まりですな。2016/11/15
読み人知らず
3
あずみつええ。このまま国千代を連れ帰ることができればいいんだが、たぶん殿様があずみをほしがりそう2010/10/16
