出版社内容情報
子供の頃から、ずっと妄想していた少女に出会ってしまった…！ 痛くてリアルな本気の“恋”を、期待の新鋭が描く！
▼第1話／ムカデ▼第2話／罰として▼第3話／鉢植えの花▼第4話／恋愛相談▼第5話／退部届▼第6話／期待してるのに▼第7話／7月の新聞▼第8話／醜聞▼第9話／待ってて…▼第10話／反対方向▼第11話／直哉がいない▼第12話／街の記憶▼第13話／ガキのまんま▼第14話／帰ろう…▼第15話／待ってる●主な登場人物／上田直哉（京都のＴ大3回生で海洋冒険同好会の部長。妄想の中の理想的少女“サユリ”にそっくりな子と出会ってしまう）、児玉知子（ナオヤの小学生からの幼なじみで、下宿も隣り同士。通称“ちこちゃん”）、大橋ユキ（Ｔ大のミス・キャンパス。海洋冒険同好会に2回生から入部してきた。ナオヤの理想の少女“サユリ”にそっくり）●あらすじ／夏休み直前ということで、海洋冒険同好会のコンパが催された。直哉やちこたちは、まだ姿を見せないユキが遭遇した「事件」について話していた。そして、しばらく後にやってきたユキの顔には大きな絆創膏が…！ 本当にケガをしているのかマユミが疑うと、ユキはゆっくりとガーゼをはがしてみせる…（第1話）。●本巻の特徴／ユキの頬には、横一文字の傷跡がくっきりと刻み込まれていた!! このケガは、直哉とちこのせいだと言い放ち、2人が付き合うこ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
駒場
2
最終巻まで一気読み。「性格のあくが強くてでも可愛い女の子が俺にだけは心開いてくれる」という男性の妄想爆裂オチ……かと思ったのに全然違って面白かった……けれど気分が落ち込む。怖いような滑稽なような恐ろしいような不思議な漫画でした2012/06/20
さとう
2
「俺が君を変えてみせる」「俺にだけは心を開く」妄想をしている男子に向かって「あたし言ってやるの。『○○君と会って変われる気がする～』って！」と言い放つサークラ女子が最早カッコいいw そしてこのサー（ry）女子をトラウマのせいで云々、ではなくて、ただのガキだと描いたことは評価したい。そしてくっつくかと思いきや、結局主人公？の男子がサー（ry）女子を抱えきれず投げ出しちゃって終わったのも良い。これから大学へ行く予定の高校生が読んだら大学がちょっと怖くなるかもしれない（笑）2011/04/29
se7enzer0ei8ht
2
面白い。しかしもの凄く気分が落ち込んだ。生きるのが怖くなる作品だと思う。まあ崩壊を見て楽しむ物語なんだと思う。台詞廻しがとにかく粋。2010/09/11
H
1
えげつないほどに人の機微を巧く描く。読んでて苦しかった。
doradorapoteti
1
こんな終わりありか？2013/10/31
