出版社内容情報
全ての生命の母であり、今も地球の7割を覆っている海。その水底から、得体の知れないものが揚がってきた!! 最新パニックホラー!
▼第1話/南海の死臭▼第2話/浮遊する死臭▼第3話/恐ろしい上陸▼第4話/ホオジロザメ侵入▼第5話/飛来▼第6話/しのびよる死臭▼第7話/遺言▼第8話/感染▼第9話/死臭来襲1▼第10話/死臭来襲2●主な登場人物/忠(彼女と沖縄に旅行中に、足の生えた魚を発見した青年。世紀の発見だと喜ぶが…?)、華織(忠の恋人。潔癖症で匂いに敏感)、小柳博士(忠のおじで自称“天才発明家”。何やら怪しげな研究を…?)●あらすじ/恋人の華織を連れて、沖縄にやって来た忠。だが、スキューバの最中に水中を弾丸のように泳ぐ生き物に出くわし、その直後にサメに襲われかける。海から上がり、別荘に戻った忠たちだったが、今度は華織がおかしな匂いがすると言い始めた。その事が元で口論になり、華織は部屋を飛び出す。戸外でもなぜか悪臭が漂い、今度は目にも止まらない勢いで走る生き物が…?(第1話)●本巻の特徴/忠が海中でぶつかりそうになり、華織が草むらの中で見つけた生き物は同じものだった。別荘の中に進入し、悪臭を放ちながら逃げ回る“それ”を、忠は家具で挟み撃ちにして捕まえる。それは、魚の胴に鋭い四本の足が生えた奇妙な形をしていた…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
28
魚だけにギョとする2023/01/29
そのじつ
13
異常な臭気と怪異な姿。生理的嫌悪感が満載の怪物がやってくる!新種生物の大量発生?異世界からの侵略?などが脳裏をかすめるも、予想を裏切る仮定が提示される。変に理にかなった構造が露呈するにつけ、嫌悪感はつのる一方。それはついに世界を飲み込むまでに勢いを増してゆく…。「命の尊厳」とかいうものが一顧だにされずブラックジョークの様に取り扱われていく凄まじさの2巻。それだけに、シンプルな愛情がスッと胸に落ちるラストシーン。気高く美しいような気もするが、美しい花も狂った世界に咲くなら、狂気の産物なのかも。2013/04/27
出世八五郎
8
期待させるけど内容的には合わない。理由は単純で臭いがしないからです。
ばー
6
気持ち悪い。気持ち悪い。ただ気持ち悪い。なんかよく分からない機械が、生命に取り付き、獲物を養分として、死ぬまで動き続けるという永久機関を描いた恐怖系不気味漫画。2009/01/18
go
5
本当にすごいな、この気持ち悪さ。2014/06/30