出版社内容情報
空を飛び、水の上を歩く。それぞれの奇跡を共有した宙樹と舞子も今は離ればなれに。それでも二人は、そんな特別なカンケイであり続ける？
ある奇跡を共有した宙樹と舞子。その二人も今は離ればなれ。そんなとき、宙樹は舞子が失踪したとの知らせを聞き、東京へ向かうが……。▼第22話／誕生日▼第23話／気がつくと…▼第24話／僕の0.0000001%▼第25話／フッ・カツ▼第26話／最近の舞子▼第27話／ＧＥＴだぜ！▼第28話／まわる、まわる……迷う▼第29話／運命の試合▼第30話／ただ好きでいればいい▼第31話／going blank again▼第32話／僕らの距離▼最終話／書を捨て想いを抱き空を翔ぼう！●登場人物／田河宙樹（大学浪人中。高校時代、水の上を歩いたことがある。舞子との特別な関係を信じつつ、今の自分にいらだち、くすぶった生活を送る）、北村舞子（宙樹の高校時代の同級生。宙樹から受けた「翔ぶ」というイメージを大切に、東京の東宝女子大学バスケット部で必死にがんばっている）、青葉陽助（一人旅をしている途中、宙樹と知り合う。宙樹に上京を勧め、舞子との関係修復に協力しようとしている）●あらすじ／バイト先では張り切りまくり、予備校では朝っぱらから自習室で勉強と、宙樹は明るさを取り戻したように見える。亀田と午後のひとときを過ごして、占い師が客に向かって生年月日を尋ねる所を通りかかった時、彼はもうすぐ舞
