ビッグスピリッツコミックススペシャル<br> 花もて語れ 〈8〉

電子版価格
¥693
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ビッグスピリッツコミックススペシャル
花もて語れ 〈8〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ コミック判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091853011
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

宮沢賢治編、完結巻!!

ついに朗読会の舞台に立ったハナ。
満里子の朗読を聴き、
その想いを受け止めたハナが、
渾身の力で『注文の多い料理店』に挑む。
賢治の夢想、作品の深奥、
満里子との友情、スランプとの闘い。
そのすべてでほとばしる、ハナの情熱。
『花もて語れ』第二部完結の第8集!

【編集担当からのおすすめ情報】
『花もて語れ』は1?4集が第一部。
そして5?8集が第二部。
その第二部が完結する第8集は、一冊丸ごと、ハナの朗読で、雫石旅行編から続く大作エピソードの完結巻です。
作者入魂、圧倒的な熱を放つ、ものすごく濃厚な一冊となっています。

ところで『注文の多い料理店』と言えば国民的な童話ですが、この巻に収録された、その朗読的な解読は驚異的なレベル!
宮沢賢治論としてお読みいただいても、あるいは、昔読んだあの童話は、本気で解読するとどんな作品なのか?
という興味で、この一冊だけ手にとっていただいても、十分に読み応えがあること、請け合いです。

第49話 注文の多い料理店(4)
第50話 注文の多い料理店(5)
第51話 注文の多い料理店(6)
第52話 注文の多い料理店(7)
第53話 注文の多い料理店(8)
第54話 注文の多い料理店(9)
第55話 注文の多い料理店(10)
第56話 注文の多い料理店(11)
第57話 注文の多い料理店(12)
第58話 注文の多い料理店(13)
第59話 注文の多い料理店(14)
第60話 注文の多い料理店(15)


片山 ユキヲ[カタヤマ ユキヲ]
著・文・その他

東 百道[ヒガシ モモジ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wata

41
ハナさん見事にスランプを乗り越えて一歩前進!「注文の多い料理店」ってこんなに奥が深かったのね。「私は私の愛する人とひとつであり、その想いは直せないし直さない」一番最後のハナさんの笑顔が素敵(^^)2015/04/13

exsoy

35
『注文の多い料理店』、思ったよりエンタテイメント無かった。最後の展開と次巻予告…なんか変な方向に向かってないか?2013/06/16

北杜夫そっくりおじさん・寺

33
前巻での満里子の『おきなぐさ』朗読へのアンサーのようなハナの『注文の多い料理店』朗読がまるごと一冊。宮澤賢治のその名作小説を読んだことがなかったのでその点も面白かった。賢治の作品世界への解釈をしながら胸に高まる愛すべき人々への思い(「直さない!」が良い)。そして最終ページのハナの満里子への言葉。若い女性同士の友情の言葉とは言え、なんとストレートな愛の告白だろうか!。司馬遼太郎『燃えよ剣』で土方が降伏する近藤の腕を掴み「いやだ、行かせねえ」と言ったシーンを思い出してドキドキした。ハナの孤独は深い。2014/12/28

くりり

29
『注文の多い料理店』妙なとこで引っ掛かりスランプになったハナが語る。私は私の愛する人を、直さない!!2015/04/09

マリリン

27
朗読作品は『注文の多い料理店』。自身の本来の朗読ができない葛藤の中内観し得たものは。...私は直さない(自分の感情を...)、迷わない...その決意が軸になった。本来の朗読を取り戻し、作者の言葉・セリフ・扉に書かれた文字が「間」を使いこなす事によって切り替わり、更に作者や登場人物の心情が憑依されたかのような朗読が人の心を惹きつける。人間は日常生活でも「間」を使う。空白や句読点、休符・沈黙・休息も、か...確かに。「私は今ここにいる...」ゆるぎない軸を感じた。「間」に寄り添ったギター奏者谷村の姿も良い。2020/08/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6653574
  • ご注意事項