出版社内容情報
兄の残した借金を返済するために、プロのテニスプレイヤーの道を選んだ、いたいけなヒロイン・海野幸！！果たして、彼女に幸せは訪れるか！？
▼第１話／深呼吸よ▼第２話／マッチポイント▼第３話／蝶子なんか▼第４話／ビビン!!▼第５話／消えうせろ!!▼第６話／決勝へ…!!▼第７話／勝利の納豆▼第８話／あたしのため▼第９話／日本に帰ったら…▼第10話／決勝前日▼第11話／フィリピーナ奪還作戦▼第12話／決戦の場へ▼第13話／気合い十分●登場人物／海野幸（両親に先立たれ、３人の弟妹を育てながら兄の借金をテニスで返そうとしている少女。中学の先輩・鳳圭一郎に想いを寄せる）、桜田純二（幸の借金の取立人でヤクザだが、幸に想いを寄せる）、竜ケ崎蝶子（西日本のテニスクラブの名門・竜ケ崎家の娘。日本テニス界のアイドル）、鳳圭一郎（テニスの名門・鳳家の御曹子だが、手のけがでテニスが出来ない体に）、サンダー牛山（幸のトレーナー兼コーチ。過去に賭博容疑でテニス界を追放された悪名高きコーチだが、腕は確か）●あらすじ／ウインブルドン準決勝。ここまで何とか勝ち残った幸だったが、蝶子を相手に大苦戦。試合前に自分の兄妹が拉致されたことを蝶子に告げられ、プレーに集中できないのだ。頼みの綱のコーチ、サンダー牛山も競技場を閉め出されてしまい、幸はたった一人で戦い続けていた。対照的に、蝶子は絶好調。かつて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
53
影のヒール役である竜ヶ崎蝶子がついに「化けの皮」を自分で剥がして本性を表す。といっても蝶子の戦略的な処世術にも理があることも確か。プロのテニスプレヤーにはスポンサーの従業員とその家族の生活までものしかかっていることを考慮に入れているところとか。「Happy!」はどこまでいってもお金にシビアな作品で、勧善懲悪なストーリーにはさせないという浦沢先生の強い意志を感じる。たしかにリアルな現実では「完全な善人」や「完全な悪人」などは存在しない。2019/08/14
OCEAN8380
12
海野ついにウィンブルドンの決勝の舞台へ。2017/12/09
愛理ちゃん88
3
テニスばかの海野とテニスを自分のために利用し、パフォーマンスが得意の策士、竜ケ崎の対照が「これがこの女の本性だ！！」の絵を見るとより、分かる。2016/03/23
yom
2
プロフェッショナルゆえの蝶子。それだけで納得は厳しいかなぁ。さすがに性格ひん曲がってるし私情でやってる部分デカいし。2020/10/29
yk
2
蝶子が仏頂面で出たところで溜飲が下がった。その後からはもう胸がいっぱいで。2019/11/28
