ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 13<br> 14歳 〈volume.2〉

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ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 13
14歳 〈volume.2〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 943p
  • 商品コード 9784091848222
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

楳図かずおの集大成、現代版黙示録第二集!

世界を統べる者、最高位(グランド・マスター)。その強大にして甚大な権力と財産は、しかし、自身の老化への恐れ、死の恐怖への克服へと費やされる。黒い欲望の達成へと突き進む最高位(グランド・マスター)、ローズ。しかし、そんな思惑をも超えた力で地球崩壊の序曲は始まっていた。世界各地で緑色をした子供が生まれ、地球上の植物は一斉に枯れ始める。未曾有の状況に陥る地球。世界各国の首脳たちは、全世界的パニックを避けるため、この状況を隠蔽すべく、マスメディアを使用して虚偽の情報を流し続ける。そして判明する恐るべき結論。地球重態。すべての事象は地球の末期を意味していた。世界会議で地球に対する懺悔を始める各国の首脳。そして、決定されたある方針とは?

【編集担当からのおすすめ情報】
1990年から95年にかけて、ビッグコミックスピリッツ誌上で連載された、地球とは?、人類とは?という壮大なテーマの一大叙事詩。この長大な物語の第二集目は、連載終了後、17年の時を経たにもかかわらず、現代の日本、さらには世界を図らずも予言していたかのような内容で読者に迫る。すべての国の代表が地球に対して行ってきたことを懺悔するシーンは、まさに現代の世界の問題点を鋭く指摘している、と言っても過言ではない。人類はこの危機をどう乗り越えるのか? 目が離せないサスペンスとスペクタクルで迫る第二集!(なお、最終巻には、「真のラストシーン」として、今回新たにカラー18ページを加筆!!)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

∃.狂茶党

19
主役に思われたチキン・ジョージも、脇に押しやられる。 物語は地球の破滅に向かって行く。 どうも、東京では大震災があって、そこから巨大地下都市を含む復興が行われたっぽい。 いくつかの先行作品からの影響を考えられなくはないけれど、楳図かずおの頭の中をぶちまけたような観念劇が凄まじい。 リアリズムも、漫画としての約束事も押しのけて、楳図が考えてることが述べられて行く。 これはもう哲学とか現代思想とかそっちの枠組みだろう。 2024/02/08

ぐうぐう

10
環境汚染をはじめとする人間の利己的な行為による罪と罰も、楳図かずおに掛かると、植物や虫達の逆襲、果ては地球による人類への復讐へとエスカレートしていく。この漫画が尋常ではないのは、そのシンプルすぎるテーマが、しかし途方もないイマジネーションと、大胆すぎるデザインとストーリーによって、誰も見たことのない世界として眼前に迫ってくることだ。2012/12/05

くろいの

6
世界一の美女に博士を奪われるチキン・ルーシー嬢がかわいそうでかわいそうでたまらなくなる。この作品の中で唯一の感情移入。自分がよく分からないw 目がきらきらしてしまった博士を見ているのが辛い。人殺しっ!!と叫ぶチキン・ルーシーが辛い。2013/04/18

あきくま

5
地球が死にかけている。自然からの恵を享受し、自然に無いものは人工的に作り上げ、より快適に、豊かに、便利に。より良い暮らしの追求は人間のエゴだったのか。地球の寿命が残りわずかと知った各国のリーダー達が口々に語りだした言葉に、糾弾されているような気分になった。彼らが向き合う絶望は、今の私たちが撒いた種なのだから。自分の美意識を省みた。絶望の中で、子どもに託された希望。未来を担う子どもという役割の困難さ。私たちは子どもに甘えすぎなのかも。棚上げ事案が多すぎる。小さな肩にあとどれだけ荷物を背負わすのか。2012/12/27

5〇5

4
あらあら、次から次へと、色んな発想が出てくるものねぇ。不老不死を求めるトンデモキャラの登場から始まって、地球規模での植物の枯れ死とそれを誤魔化す国家のビックリな策略。おまけにチキン・ジョージの初恋(!) そして、地球に懺悔の国際会議。とにかく息をもつかせぬ畳みかけはスゴ過ぎよぉ!2022/04/19

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