出版社内容情報
愛は、哀しい。だけど不幸じゃない。
いつか自分の子供が欲しいと願う二人の女がいた。女と女。同性愛者(レズビアン)のカップルだ。二人は精子提供サービスの会社に登録し、女の一人が精子提供者である男とセックスし、無事妊娠する。だが、その女はその男を好きになってしまい…。愛し合っていたはずの二人の女の人生はどこへゆくのか?
別れ、再会…幸と不幸を噛みしめるような深い味わいの表題作「星子のロンド」
大手製薬会社の副社長、バリバリの仕事人間の男が、興味本位から、ホームレス生活を実践し…そこから男は、自分の人生に疑問を持ちはじめて…。「もんじゃ座の星」。
哀しくも、決して不幸じゃない人生の濃淡を描いた力作2題収録。
弘兼 憲史[ヒロカネ ケンシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
28
レンタル。キーワード「精子バンク」「2030年」「もんじゃ」。2011年から描いた2030年。車社会観がファンキーですね。2019/06/23
ぐうぐう
12
『黄昏流星群』には、いくつかのルールがある。老いをテーマにしていること。そして、エピソードタイトルに「星」を絡めること。41巻には「星子のロンド」と名付けられたエピソードが収録されている。「星子」ってなんのことだ?と思って読み始めてみると、なんと「精子」のことだった。レズビアンのカップルが登場するエピソードなのだが、マイノリティの視点があるのも、このシリーズの良さだなぁ。2013/12/15
さえ
1
正真正銘、大人のcomic。2011/12/04
満月-ya
0
★★★☆☆2013/10/15