ビッグコミックス<br> MONSTER 〈10〉 ピクニック

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ビッグコミックス
MONSTER 〈10〉 ピクニック

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  • サイズ コミック判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091836601
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

人の命を助けるはずのメスが、怪物を産み出すことになろうとは!! 激動のヨーロッパを舞台にした、戦慄のサイコ・サスペンスいよいよ発進。

▼第1話/グリマー▼第2話/ピクニック▼第3話/511の亡霊▼第4話/新たなる実験▼第5話/鍵▼第6話/超人シュタイナーの冒険▼第7話/スーク刑事▼第8話/極秘調査▼第9話/大切な物●登場人物/天馬賢三(元・脳神経外科医。無実の罪に追われながら“ヨハン”を追う)、ヨハン・リーベルト(テンマが命を助けた双子の兄。現在はシューバルト氏の秘書を務める)、二ナ・フォルトナー(“ヨハン”の双子の妹で、兄を抹殺しようとしている)、ルンゲ警部(ドイツ連邦捜査局の警部。テンマとヨハンは同一人物だと思っている)●あらすじ/ジャーナリストのグリマーは、旧東ドイツの孤児院で行なわれた児童虐待について調べていた。その調査のため、彼はチェコのプラハに向かうが…。(第1話)▼プラハ行きの列車の中でグリマーは、ある男に出会う。その男とはテンマであった。テンマは、ヨハンのルーツを求め、プラハに向かっていたのだ。しかし、国境警察に偽造パスポートと気づかれてしまう…。(第2話)●本巻の特徴/旧東ドイツの孤児院の元院長に接触したグリマーだが、院長は若い女に殺されてしまう。院長が死の間際に遺した言葉を唯一聞いた彼のまわりでは、不可解な殺人事件が次々と

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

148
いろんな謎がどんどんと出てくるので一度整理しながら読まないと分からなくなってきた。2016/03/21

Y2K☮

34
グリマーさん登場。今作で最も自分に近い人物。騙されようが殴られようが柔和な物腰。ストレスを貯め込んでいるわけではなく辿り着いた自然体。超人シュタイナーへの憧れは私が創作に焦がれる様なもので、荒々しく切実な心の闇をそこに解き放つ。使命感に突き動かされて独りで飛び回る辺り、彼もテンマと似ている。違いは良くも悪くも他人に期待していない点か。信じられるのは自分だけ。それは真実の悟りであり処世術でもある。でも本当は信じてみたいし誰かを愛してみたいのかも。それにしてもヨハンを陳腐な野望に利用したがる小物が多過ぎるな。2017/11/19

ワダマコト

20
進んでいないようでストーリーは進んでいて、予想できそうで予想できない。ハラハラさせられるんだけど、そのハラハラさのソースがぼんやりとしている。こうして感想を書いてしまえば、読者が手のひらで踊らされているだけの作品に思えてしまうのに、最後が気になって読み続けてしまう。こういう引きこむ力を持っているのが浦沢直樹である。2014/08/31

こゆ

16
グリマー、いいねぇ。おそらく、子どもが511キンダーハイムで殺されたんだろうと思うけど、飄々としてても、この人はたぶんやられないって安心感が持てる。拷問シーンは辛かったけど…。無意識のうちに暴れる習性があるのかな?それにしても、登場人物が次々と増えるのに、書き分けが上手だなぁ。2015/07/20

眠る山猫屋

15
再読。グリマーさん、登場。この物語の中でも屈指の好人物。然り気無く現れてテンマの窮地を救ってくれました。さすが元スパイ。まだまだ迷走中の彼ですが、今後の活躍に期待。殺されてしまいましたが、元孤児院院長は最期に行き着いたのが、実験ではなく“愛情”だったのだと思いたいなぁ・・・。2016/06/23

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