ビッグコミックス<br> MONSTER 〈7〉 リヒァルト

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ビッグコミックス
MONSTER 〈7〉 リヒァルト

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  • サイズ コミック判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091836571
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

人の命を助けるはずのメスが、怪物を産み出すことになろうとは!! 激動のヨーロッパを舞台にした、戦慄のサイコ・サスペンスいよいよ発進。

▼第1話/リヒァルト▼第2話/証拠の品▼第3話/白日の下に▼第4話/ただ一つの事件▼第5話/ヨハンへの旅▼第6話/処刑▼第7話/ある決意▼第8話/ライヒワインの日々▼第9話/白日の下へ●登場人物/天馬賢三(元脳神経外科医。無実の罪に追われながら、“ヨハン”を追う)、リヒァルト(元刑事の私立探偵。ヨハンの謎を追うが、変死)、ライヒワイン(リヒァルトのカウンセリングをしている精神科医)、カール・ノイマン(ミュンヘン大学生。実はシューバルトの私生児)、ヨハン・リーベルト(ミュンヘン大学生。テンマが命を助けた双子の兄)●あらすじ/かつて、敏腕刑事としてその名をはせていたリヒァルト。だが、勤務中に泥酔し、連続殺人犯を射殺してしまったことから、職も、家族も失っていた。現在は、精神科医であるライヒワインのカウンセリングを受けながら、過去から立ち直ろうとしていた。しかし、彼の心には射殺してしまった連続殺人犯のことがいつまでも引っ掛かっていた……(第1話)。▼ミュンヘン大学生のカールは、週に1回、実の父であるシューバルトの元でラテン語の本を読むアルバイトをしていた。ある日、シューバルトに朗読を褒められたカールは、「ヨハンに教わ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

157
こういう本を読むと医者というのは重い仕事だなと思う。自分が救った患者が殺人鬼だったら本当にぞっとするだろな。2016/03/21

Y2K☮

35
勤務中に酒に酔い、容疑者の少年を射殺したリヒャルト。刑事の職を追われ、大事な家族にも見放された。そこから探偵として再起を図り、禁酒し、懸命に働き、少しずつ希望が見えてくる。でも改めて真相を読むと「どうして」と首を捻ってしまう。正直に話していれば、少なくとも周囲の理解は得られたはず。とはいえ恥の概念は人それぞれ。やはり真面目過ぎたのだろう。邪魔者に直接手を下すロベルトと徐々に逃げ道を断ち、心理的に追い詰めていくヨハン。どちらも怖いけど盲目的にヨハンに従うロベルトの方が不気味。最後に白ソーセージ、美味しそう。2017/11/05

眠る山猫屋

20
再読。探偵リヒャルトがほぼ主役の一冊。ヨハンの深遠な計画がシューバルトを取り囲んでいることに気づいた時、彼に悪意が襲いかかる。悲痛な最後を迎えたリヒャルトだったが、ライヒワイン先生に火がつき、思わぬ形でルーディまで登場、テンマを見捨てない面々が集って来た様子。まぁまだまだ不気味なロベルトたちには敵いそうもないですが!2016/06/21

ワダマコト

18
ヨハンの周りで人が死なないという場面がついに生じてきた。ようやく物語が動き始めるという転換点が、人が死なないということだとは・・・これまでに殺人されまくっていただけによりディープな印象だ。2014/08/13

Bo-he-mian

15
まもなく折り返し地点。十ウン年前に読んだ時、ストーリーは複雑で凝っていて面白いんだけど、なんか引っかかるなあ…と思って手放しで絶賛はできなかったんだけど、改めて読んで感じるのは、浦沢漫画って、人間ドラマというか、心理をわざと浅く描いている事だ。こういう場面で、本当に人はこういうリアクションをするだろうか、と考えていくと、ちょっと違う気がする。心理の部分を掘り下げていくと、もっともっと複雑になってしまう。だから漫画的に敢えて記号的にリアクションさせてしまう。それは分かるんだけど、やっぱ引っかかるんだよなあ。2023/12/29

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