ビッグコミックス<br> あずみ 〈6〉 爺と美女丸

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ビッグコミックス
あずみ 〈6〉 爺と美女丸

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  • サイズ コミック判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091835468
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

権力者たちが平和の大義の元に、最後の戦乱へと突き進んでいった時代!! 修羅に生きる殺戮集団として、純粋培養された少女たちがいた!!

▼第1話/▼第2話/▼第3話/▼第4話/▼第5話/▼第6話/▼第7話/▼第8話/▼第9話/●登場人物/あずみ(爺の手によって、物心つかぬうちから他の仲間達と共に純粋培養された精鋭の刺客)、爺(じじ。小幡月斎)、ひゅうが(あずみと共に育った仲間の刺客)●あらすじ/ひゅうがが、最上美女丸に殺された。あずみにとって、最後の仲間であるひゅうがの死はショックが大きく、その骸を埋めた墓の側をしばらく離れることが出来なかった。あずみが深い悲しみに沈んでいたとき、ひゅうがを殺した女装の剣豪・美女丸は次なる目標、爺の元へ徐々に近付きつつあった(第1話)。●本巻の特徴/最後の仲間のひゅうがを殺されて、とうとう爺と二人きりになってしまったあずみの深い悲しみが描かれる。また、「大坂冬の陣」で崩壊していく豊臣方の人物が、迫力あるタッチで描写される。●その他の登場キャラクター/千姫(第4話)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

十六夜(いざよい)

7
大坂夏の陣でついに秀頼は追い詰められ自害する事に。敵であるはずの秀頼を助ける為、城内に忍び込んだあずみだったが、皮肉にも秀頼に介錯を頼まれる。死の間際になって秀頼が覚悟を決めるシーンはなかなか見ものだった。家康の命を狙い瀕死の重症を負った井上勘兵衛を、そうとは知らずに看病するあずみ。あずみの中に家康の行いを疑問視する心が芽吹きはじめたようだ。2015/08/16

地下鉄パミュ

6
男勘兵衛。鬼気迫る迫力で敵に立ち向かう姿。悪役として見ていたが、これは正義の戦いと思ってしまう。家康側の悪臭感もプンプン。勘兵衛の言葉があずみの疑念に何をもたらすのか。世間を知らないあずみには経験値の高い勘兵衛の言葉は影響大だろう。世の泰平はあずみ次第になって来たと言ってもおかしくない。2021/02/14

文吾

5
★★★/美女丸vsあずみ。もうちょっと引っ張るかと思ったわ。無力な者まで命を奪う徳川に疑問を持ち始めたあずみ。爺が天海から切り捨てられたところまで。(t)2022/12/01

KARIN

4
読み返し。この巻は好きなシーンばっかり!美女丸の『待って!』っで素直に待つあずみ。『花を頂戴』で、『あの花でいいか』と抱かせてあげるあずみ。仲間の仇なのに怒りにまかせず、相手の話を聞いてあげるあずみがいい。 秀頼の最期も、井上勘兵衛の介抱シーンもいい!ストーリーも描き方もたまらなくいいんだけど、なんなんでしょう!?笑2017/08/24

ton

4
全巻読破の為の再々読。美女丸戦は結構好き。この辺りからあずみの強さが際立ち始め、爺や使命への不信感、そして自我も現れてくる。秀頼自害。井上勘兵衛執念の家康襲撃失敗事件により、勘兵衛とあずみの関係に変化の兆し。「心のままに生きよ、汝の心に菩薩あり」2016/10/26

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