感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
48
読了できました。昔読んだ時はどんな感想を持ったのだろう。昔の私に聞いてみたい。が、こんな文明の利器など無かったし、ノートなど嫁入り前のは無い。アメリカの災害映画を見ては、ありえない事だと喜んでみていたが・・映画監督とか作者さんには未来から来られたんじゃないかと思うほど過去の映画が現実に添っている。近頃の映画にはそういうモノはないようだ。未来は・・地球の未来は無くなり宇宙へ避難するのか・・。2019/05/20
Ｑ
11
KU 日本にはいいところもあるけど、やばくなっているのでは？とのメッセージのように思えた。日本人が持っている誇りはどこに？世界に誇れる国にしたいよね2021/10/29
文句有蔵
5
難民受け入れと引き替えに全世界から突き付けられた「条件」の真意が、今明かされる。考えてみれば、これほど日本人に適した条件もないだろう。渇水に喘ぐ土地に必要なのは、水ではなく、掘削技術だ。「知恵」と「技能」。これを惜し気もなく与えることは、台湾や朝鮮の統治時代を振り返るまでもなく、今現在においても同じく、こうなれば最早国民性だ。日本人が真に欲しているのは、自我が拠って立つ「誇り」なのだろう。……全巻読了して思うのは、小松左京の原作を凌ぐ出来だということ。されど終章のわけのわからん挿話にはうんざり( -_-)2014/06/10
水面頼光
4
1巻からの通しでの再読。昔読んだ時は単なるSF話だったが、震災が何度も発生した昨今ではとてつもなくリアルに感じる。決して諦めないこと、希望を持つこと。ラストは素晴らしかった。楽屋裏的なシーンはあとがきでやって、ホントに作者を出せば良かったという気もする。2017/06/25
むきめい（規制）
4
楽屋裏は最後に持ってきたほうが良かった気がするなあ。2017/01/09
