ビッグコミックス<br> Masterキートン 〈7〉 デビッド・ボビッドの森

ビッグコミックス
Masterキートン 〈7〉 デビッド・ボビッドの森

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ コミック判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091816979
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

考古学者にしてオプ(探偵)。元SAS(英国特殊空挺部隊)のサバイバル教官。さまざまなキャリアを持つ男・平賀=キートン・太一が、世界をまたにかけ、保険調査員として難事件に挑む、知性派サスペンス!!

▼第1話/エルザ・ランチェスターの思い出▼第2話/エルザ・ランチェスターの復活▼第3話/瑪瑙色の時間▼第4話/匂いの鍵▼第5話/デビッド・ボビッドの森▼第6話/デビッド・ボビッドの帰還▼第7話/黄金の鐘の夢▼第8話/出口なし●登場人物/平賀=キートン・太一(母は日本人、父は英国人、英国国籍所持。オックスフォード大学出身、胡桃沢大学「考古学」講師兼フリーの保険調査員。元SASサバイバル教官)●あらすじ/新任教師としてノリッチ大学に赴任してきたメアリーは、ホエール教授が仕組んだちょっとしたいたずらから、婚約者のバリーに別の女がいるのではないかと思い込んでしまう。架空の人物であるエルザという女を探しまわるメアリーは、同じくノリッチ大学に赴任してきたキートンに相談を持ちかける(第1話)。▼架空の人物であるはずのエルザの実在、血の付いたマスク……。事件の臭いを感じ取ったキートンは、独自の調査を進めるのだが……(第2話)。●本巻の特徴/第3話ではキートンの少年時代のエピソードが描かれる●主な登場キャラクター/平賀百合子(第3話)、ダニエル・オコンネル(第4話)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あん

60
『匂いの鍵』では、ベルリンの壁の崩壊は、過去に分断された二つの国が統合されたメリットだけでなく、デメリットが多かったことを改めて知りました。『瑪瑙色の時間』は貧富の差などを考えて切なくなりながら読んだが、イギリス・コーンウォールの風景を眺めてみたくなりました。どの話を読んでも、いろいろと考えさせられる難しい作品です。 2015/01/14

Y2K☮

22
「瑪瑙色の時間」が胸に染みる。かつての自分はまさにキートンみたいな坊やだった。いまはむしろクリスの立場。でも惨めだなんて思わない。少なくとも小賢しい年少者から耳が痛むことを言われても感情的にはならない(はず)。苦労知らずという理屈にならない理屈で子どもを見下す大人は、どこかで己の生き方の欺瞞性を自覚しているのでは? 悟っても即改められる人は多くない。それをできるクリスは、気づいていないがゆえに「人生の達人」へ一歩近づけたのかもしれない。あとフォークランド紛争に関する史実を調べたくなった。本を探してみよう。2024/03/04

眠る山猫屋

20
再読。『黄金の鐘の夢』『出口なし』なんかが印象深い。エルザやデビッドの物語など、前後編になっている物語も好き。ミステリアスな要素が多いほど、浦沢直樹作品は興味深い。まぁキートンは狂言回し役になってしまうのだが。2016/05/05

Nyah

17
今回もオプしてます。ヒトは怖い。嫉妬、スパイ(東ドイツのモグラ)、フォークランド戦争。コーンウォールの思い出の瑪瑙色の時間、黄金の鐘の夢はほっこりした。2020/11/08

ツキノ

13
昨年12月に6巻を読んで以来、久々の再開。「東ドイツでは三か月仕事に就かない人間は、それだけで不就労罪に問われ、強制収容所送りになる」「フォークランド紛争で九十日間に二万人もの兵隊が死に、生き残った者にも深刻な後遺症を残した」(あれはイギリス人にとってのベトナム戦争だった)、これらの情報は本当だろうか。巻末に太平さん(キートン父)の話はナシ。2021/04/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/517628
  • ご注意事項