出版社内容情報
▼第1話／回る犬▼第2話／顔の無い少女▼第3話／セカンド・オピニオン▼第4話／外来生物法▼第5話／要注意外来生物▼第6話／帰巣本能▼第7話／正当な対価▼第8話／安楽死（前編）▼第9話／安楽死（後編）
●主な登場人物／ドリトル（本名・鳥取健一。患畜や飼い主には厳しく、一番好きな動物は金持ちの人間という、悪徳［？］凄腕獣医）、多島あすか（鳥取動物病院の動物看護士）
●あらすじ／花菱の病院の真正面に、全国的に有名な「エンペラー動物病院」の本院が建った。時を同じくして花菱は患畜虐待の嫌疑をかけられ、ピンチに陥る。そのうえエンペラーの院長は、花菱が持て余した患畜を、あっという間に治療していまう。だがその治療法とは…（第1話）。
●本巻の特徴／金儲けのためにペットと飼い主を食い物にするエンペラー動物病院が登場。ドリトルはその陰謀を阻止することができるか…？ 獣医・ドリトルが人間の心を問う!!
●その他の登場人物／花菱優（テレビで大人気の美形カリスマ獣医。ドリトルとは大学時代の同級生で、天敵にしてライバル？）、土門（全国的に有名な「エンペラー動物病院」の院長。金儲け第一主義）
夏 緑［ナツ ミドリ］
著・文・その他
ちくやま きよし［チクヤマ キヨシ］
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流之助
12
悪徳獣医師との対決あり、花菱くんの信念の良いところが見えてくるのもあり。色々な難問にぶち当たるも鋭い観察眼と動物と飼い主双方への暖かい眼差し(本人曰くビジネス)をもって解決に導く様が小気味よい。そして今も尚ペットブームに湧く馬鹿な飼い主にこそ読んで欲しいなと思ってしまう。2020/05/03
十六夜（いざよい）
9
悪徳獣医に狙われ、有る事無い事で風評被害にあうドリトル。しかし腕の良さで口の悪さをカバー。安楽死させられそうになった猫のミケだが、ちゃんと治療をすれば治る身体だと判明。ドリトルがテレビの前で土門を打ち負かした時はスッキリした。2015/09/21
かなっち
2
悪徳獣医が登場し、今までで一番ムカムカしました。性格を変えようと薬で大人しくして副作用を起こさせたり、簡単に安楽死を勧め（大きくなりすぎたからマンションで飼えないし…って、そういう犬種って知らなかったんですか！？）、挙句の果てにはドリトル先生を貶めようなんて…（怒）！！まぁ、ドリトル先生の敵では全くありませんでしたけど（怒）！！あの悪徳獣医が早く訴えられて、獣医を辞めさせられればいいのに…。2020/12/30
吉良
2
犬嫌いの犬、良いね。無理にしなくて良いんだ。個性なんだね。人間と同じ2011/02/07
Mushroom blue
1
特定外来種、怖いよね…どうなるんだろ。長い、大ーっきな目で見れば、結局それも自然の推移のウチなのかもしれないけどねぇ…☆☆☆☆★2011/04/03
