ヤングサンデーコミックス おしゃれ手帖 〈第１０巻〉

長尾謙一郎【著】

小学館（2006/02発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 18cm
• 商品コード 9784091510457
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

聖ヤンサン学園一の清純派・小石川セツコが、家族やクラスメイトたちと共に繰り広げるギャグコミック。下ネタ全開で、ちょっぴりレトロっぽい独特の世界が楽しめる!!

▼第251話／デ・ニーロ（6）▼第252話／太陽族（3）▼第253話／東京最後のモボ（4）▼第254話／ペチャパイ☆ろまんす（前編）▼第255話／ペチャパイ☆ろまんす（後編）▼第256話／なんかソレっぽくとりあえずもっともらしく▼第257話／ニンニク注射▼第258話／タコ▼第259話／太陽族（4）▼第260話／コミケ殺人事件（前編）▼第261話／コミケ殺人事件（中編）▼第262話／コミケ殺人事件（後編）▼第263話／ジャニーズ▼第264話／風林火山（甲）▼第265話／風林火山（乙）▼第266話／風林火山（丙）▼第267話／風林火山（丁）▼第268話／シンクロニシティー▼第269話／日本刀、セックス、そしてほんのちょっぴりのユーモア▼第270話／大人達の知らない、かのコミケ殺人事件のその後▼第271話／太陽族（5）▼第272話／菓子折（3）▼第273話／希望▼第274話／菓子折（4）▼第275話／花介の共産党宣言▼第276話／菓子折（5）▼第277話／近頃の若い娘はみんなゴリラに似ている▼第278話／希望（2）▼第279話／菓子折（6）▼第280話／宇宙にうごめく太めの少女▼最終話／ダイアモンドスター●主な登場人物／小石川セツコ（聖ヤンサン学園に通う高校生。学園一の清純派）、小石川丈一（セツコの父。大日本航空

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[お茶]

再読。前半はただの下品すぎるギャグ漫画だが、後半に進むにしたがって不条理レベルが青天井になり、デヴィッド・リンチじみた狂気の世界へとブッ飛んでしまった稀有な作品。これがギャラクシー銀座の祖型なのである。group_inouの「ＯＲＩＥＮＴＡＴＩＯＮ」のPVは作者が制作を手掛けていて、長尾作品の入り口として最適である。意味不明だが、ついつい読み返してしまうという魔力を秘めているのが長尾謙一郎の漫画なのである。なのであり、なのであった

2014/12/12

[ありる]

完全にぶりっぶりにきめて描いてる！後半から本番なんだよこの漫画は下品で醜くて狂っててだからこそ時々神聖。やぼなことは言えませんから最上級のほめ言葉としてこれだけ、頭くるっとる！！！

2009/10/29

[ender-san]

連載では、途中からあまり面白く感じなくなって読まなくなってしまってたんですが、まとめて読むととんでもなかった。一編一編だとぶつ切りのシュール漫画なんだけど、全編続けて読むと……っていう、こう、川が集まって大河になっていく感じ。作者が突っ走って最後すごいところにまで行ってしまうギャグ漫画というのは稀にありますが、これはぎりぎりのところでちゃんとギャグ漫画の範疇に留まってるのが素晴らしいと思う。バカと感動の同居です。

2012/10/31

[かやま]

ただ圧倒されるばかりで何と言っていいか。またそのうち読み返したいなーこれ。

2014/06/01

[sou]

高嶋先生のご冥福をお祈りします。