フラワーコミックス チーズ！ ぴんとこな 〈１２〉

嶋木あこ

小学館（2014/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 186p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091358707
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

優奈妊娠！最大のスキャンダル発覚！！！

一弥と仲違いしたまま、恵太郎とコンビで舞台に立つことになった恭之助。
二人の好演に、一弥は恭之助を遠く感じ、打ちのめされる。
そして月日が流れーー、
恭之助と一弥が疎遠になって一年ほど経った。
ついに澤山家の王道である『琳史郎』の襲名を約束された一弥。
喜びもつかの間、優奈の妊娠が発覚！自分に身に覚えのない一弥は･･･！？

一弥の命運を握る最大のスキャンダル勃発！
まばたき禁止の第12巻！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[れみ]

蝶の道行はなんだか興味の惹かれる物語だなあ。それはともかく、優奈には薄々予想してた展開になったけど、あのおばあさんの孫が誰だか分かり、思った以上に複雑なことに…。この先どうなるんだろうなあ。すごく気になる。

2014/07/28

[greenish 🌿]

歌舞伎界の名門御曹司にして人気抜群の恭之助、門閥外から成り上がる実力者の一弥。なんの因果か、同じ女性に心を寄せて…。美麗歌舞伎恋物語 第12巻　---一弥の態度が引き金だけど、優奈の軽率な行動の顛末は言葉もない。歌舞伎の世界は世襲が常、門閥外から頂点を極めようとする一弥が犠牲にしたものは計り知れないけれど、そこまで非情になれるとは、なんか切ない…。名女形の孫としての恵太郎の重圧、後ろ盾のない世界で這い上がろうとする梢六の苦悩、そしてそして隠し子騒動…次巻どうなる！？今作は恭之助＆恵太郎による『蝶の道行』。

2016/02/12

[どんぶり]

ふわ～後半が怒涛の展開過ぎて、恭之助と恵太郎の共演の美しさが薄れてしまいました…。なんとまぁ歌舞伎界らしい(?)波瀾万丈でどろどろな展開。恭之助より一弥メインの巻となっていた気がします。もう恭之助には難関なんてない、安定した波に乗ったとまで感じるくらい。まぁ～平和で幸せそうだこと(￣∀￣*)笑 私は平和主義なので(←笑)恭之助の平和路線を眺めている方が好きなのですが…一弥が堕ちていき過ぎて心配です。あのおばあちゃんの存在が謎でしたが、そういうことですか…。

2014/07/01

[くりり]

一弥の野望にもう少しというところで、まるで昼ドラのようなドロドロ加減

2015/04/05

[れみ]

完結したので最初からおさらい、その12。すれ違い続け別の道を歩む恭之助と一弥。別の道で駄目だったからじゃなく、そこでちゃんと周りに認められるような成果を出したうえで「お前(あなた)じゃなきゃ」という形でまた一緒にやってほしいなあと思わずにはいられない。それはそうと一弥の方は由緒ある名前を襲名できることになった矢先の優奈の妊娠発覚。しかも子どもの父親は樹藤(京之助のおじいちゃん)の孫…とさらにドロドロ。ドロドロすぎてその直前の恭之助とあやめのいい感じの場面が一瞬記憶から飛んだ^^;

2016/02/16