- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少女(中高生・一般)
- > 小学館 フラワーC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
英知@マンガ専用
25
(再)初読みは2006年。芦原先生は女の子同士の修羅場を描かせたらピカイチだと思いますw六花が見た目によらずなかなかワイルドw表題作は「砂時計」と少し設定が似ていますが、清ちゃん報われなくて残念でした><ゴマがまさかのダークホースw他3編は中学生シリーズ。本当は高校生まで続くシリーズだったらしいので、いつか機会があれば描いて欲しいなぁ。2015/05/16
十六夜(いざよい)
12
砂時計と似ているけれど、これはこれで好きだった。きっと主人公を清にしちゃったから消化不良なラストに感じたんだと思う。六花か完太目線なら、離れてても妨害(手紙とか)があっても思い合う二人で気持ちよく終われたのに。実際は叶わない恋の方が多いから、あえて清目線にしたのかな。芦原妃名子さんの作品はどれも心理描写が絶妙で読ませるストーリーなのがイイ。2015/03/15
里中
10
瀬戸内に浮かぶ過疎の進んだ小さな島。そこで暮らす清、完太、ゴマは同い年の仲良し三人組。そんなある日、東京から転校生がやって来る。色白でかわいいその女の子・六花は、いつしか三人と一緒に行動を共にするようになるのだが…!? ずっと好きで一番近くに居ても、相手が自分を選んでくれるかって言ったらそうではない所が切ないなぁって思います。表紙では清が完太達を見てるけど、裏表紙ではゴマが清を見ていて、うわぁ切ないぃぃなんて感じました。2010/05/24
呉藍
7
近い立ち位置っていうのは、幸せなことなのかそうじゃないのか。誰よりも大切な人の一番になりたいって気持ち。でも一番じゃない方が上手くいったりもする。人を好きになること、好きになってもらうことの難しさですね。そうなんだ、って納得出来たらいいけれど。2010/05/24
葉鳥
6
【再読】『蝶々雲』ゴマがいいキャラしてる(笑)清の恋は叶わない終わりだけど、島からの船出が別の形での幸せを示唆してるようで読後感は爽やか。『中学生シリーズ』中学生を描くのがうまいなあ。シャー芯の2人なんて特に。本当は高校生編も描く予定だったらしく、実現していたら読んでみたかった。2017/04/23