ヤングジャンプコミックスＧＪ 江戸川乱歩異人館 〈９〉

山口譲司/江戸川乱歩

集英社（2014/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 173p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088797885
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

明智小五郎×蛭男?吸血鬼?/妖艶な未亡人・畑柳倭文子──。彼女を巡る男同士の決闘から始まった、おぞましき事件。怪物に襲われ、怯える夫人。倭文子は事件の解決を期すべくあの男──うつし世の名探偵・明智小五郎──を頼ることに。明智の出馬で、一気に解決かと思われたが再び惨劇が繰り返される事態に…。果たして、怪物の修羅のごとき執念を前に明智に、成す術はあるのか──!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[momogaga]

レンタル。「宿命の女」が登場する。「恋心を寄せた男を破滅させるために、まるで運命が送り届けたかのような魅力を備えた女」とネットに記述がある。私は運が良いことにまだそのような女性と巡り会っていない。

2019/09/22

[あっちゃん]

元々怪しさ満載の真犯人だけど、誰が一番悪い奴かって言ったら女だよなぁ(笑)あの子供がマトモに育ってくれる事を願う(-.-;)

2014/08/09

[まりもんママンﾟ+.*ʚ♡ɞ*.+ﾟ]

昔、天知茂のテレビドラマで見たことあるんだけど・・・なんかストーリーがかなり違ってた、ような気がするw でもこのようなコミックになって多少脚色されて読者も満足度が上がるでしょうか。とにもかくにも三谷の倭文子（しずこ）に対する復讐（愛憎）は凄かった。最後のシーンは山口譲司氏のアイデアだろうか。ここまで狂わせる倭文子が真の犯人ではないのだろうか。

2014/06/05

[Ｄ４Ｃ]

蛭男、思いのほかの長編だったけれど、やはり狂気をはらんでた。男癖の悪い、どうしようもない女に人生を狂わされた男二人。もし、この女に会っていなければ、きっともっとまともな人生を歩めただろうに。

2018/05/16

[naji]

各話間にある扉絵で、歴代表紙絵が掲載されていて今更ながら思ったのが、美女の絵に紛れて、どこかに頭蓋骨が隠されていたなんて～！？まぁ、それは置いといて、蛭男編はこれにて完結で、情愛から憎悪に変わること、またその逆もありなのね・・・。結局は、魔性の女って周囲を不幸にする運命にあるものなんです！！

2014/06/01