- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 集英社 ヤングジャンプC
出版社内容情報
大手エネルギー企業の社員、成島ヒロ。エネルギーの流れが見える特殊な眼を持って生まれたゆえに世界の取り返しのつかないエネルギー事情に絶望する日々を送っていた。しかし、そんな成島が世界を震撼させた“3・11"から数か月後「次世代エネルギー」を発掘するプロジェクトチームに異動することとなった!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
臓物ちゃん
4
今じゃすっかり少年ジャンプの看板作家になったBoichi先生が東日本大震災直後の計画停電期に記した、原子力と火力に代わる次世代エネルギーをSFのイマジネーションを駆使して探求した隠れた名作漫画。こう書くと何だかお堅い話のようだが、いかした尻の描写と随所に溢れる「全てはマグロのためだった」感のおかげでバカSFを読むノリで楽しめる。地熱発電とか海洋温度差発電とか一風変わったものに目を向けるのではなく、太陽光や風力といったメジャーだが限界が見えてきている方法から想像力を羽ばたかせ新てたな未来を創ってるのが良い。2021/09/14
れぐるす
3
いろいろ語ってるけど、ようは溜め込んだ机上の統計をいかにハッタリをきかせてわかりやすく伝えるか、というプレゼンのお手本みたいな作品。しかし、子供でもわかる太陽光の話で東大卒がびっくりするのはどうなんだぜ。2014/12/03
chiw
0
太陽光ならいいんじゃないかって、単純に考えてたけど、いろいろ問題があるんだな。てか、赤いとマズいの??2012/07/12
まめの陣
0
HOTEL以来に読むBoichi作品。相変わらず赤を使ったカラーがはんぱないです。ストーリーとしては、石油の代替となるエネルギーを探すマンガ。完璧な方法で排泄物からメタンを抽出すればいいってマグロの博士が言ってました。SFなしで真面目に自然エネルギーについて語ってるだけなので、すごく地味。この先面白くなるの…かな…?2012/06/17