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出版社内容情報
瑠儀を討ち、“白心郷"を滅びへと導いた会津軍。深傷を負った兄・翔太郎と共に、弟・源太郎は一路、会津を目指した。やがて眺望が開けると、そこには夢にまで見た磐梯山が…。家族を想い、友の存命を願い続けた翔太郎が、静かにその瞳を閉じた。戊辰の戦火により壊滅的な打撃を受ける試練の中、武士道を貫く源太郎が最後に下した直往邁進の決断とは!? 史上最強の侍COMIC、ここに堂々完結――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
31
よくこれだけのことができたなあ。すごい。これだけのこと、とは幕末のペリー来航から五稜郭までの14年間に架空の邪教という巨大組織を立ち上げ、幕府と新政府側に対立させるという離れ業のこと。物語としては25巻で上記の幕末のあれやこれを一切の基礎知識なくハイウェイ走行で流していくため、新選組と龍馬伝の抱き合わせ大河を5倍速で見る感じ。主人公の幸村兄弟は新選組をトレースする感じだけれど、その過程で時世を見抜く能力を養うために幕臣勝に近づく。しかし勝の時世を見抜き目は国家を守るためにあり、そのために続き→2016/08/28
Dai(ダイ)
10
最後に生きる選択をしたことで作品としての価値が上がった。2022/04/08
アッキー
10
面白かった!!絵は迫力あるし。ただ忠義の厚い翔太郎たちの報われなさが悲しかった。けどこれが武士としての生き様なのかもしれない2013/03/08
よしだ
10
1~25巻までを一気に。話に惹き込まれて気が付くと読破。幕末の史実と創作を見事に融合させており、作中から志士達の生き様と熱い魂(武士道や志など)がひしひしと伝わって来るように感じた。泣いたさ。。2012/11/21
園宮
8
涙止まらず、鼻水垂れたまま読了。ふぅー。翔によって幕末の狂信集団は止められたものの、勝先生の“最大の功労者は雪村”って言葉、次は西郷を動かすための言葉にしか聞こえない。怖いよ、勝先生。「振り上げたた刀をどこかにおろさなくてはいけません」か。集団を率いるってすごい覚悟。見開きいっぱいのみんなの後ろ姿にまた、涙。2015/10/23