グランドジャンプ愛蔵版
聯合艦隊司令長官山本五十六 〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087824612
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

真珠湾攻撃で多大な戦果を上げた日本。しかし、五十六の思い描いた布哇作戦とはかけ離れた結果であった──。アメリカとの早期講和を目指す五十六の前に真珠湾で取り逃がした米太平洋艦隊の主力空母が立ちはだかる!! 本格歴史巨編ここに完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テーブルジョークの得意な寺

23
山本五十六物語下巻。日本の戦争物の後半であるからして、連敗戦死である。この漫画を読むと南雲中将が良くない奴だと思ってしまうが、実際どうだったのだろうか?。反戦ながら戦うという感じの五十六元帥。随分大人だと思う。このストーリーの一つのテーマとして、当時の新聞のの駄目さというのがあると思う。国を誤らせたのは軍部のみならずマスコミも共犯。それは軍部への迎合なのか世論への迎合なのか。それとも世論を煽るものなのか。「きっと新聞はまた国を誤るだろう」という山本夏彦の言葉を思い出した。喉元過ぎれば熱さ忘るる。2014/11/06

たまきら

21
東京大空襲で生き残った人々が、「みんながあの戦争を望んだんだ」とよく言います。大きな流れが出来てしまうと、人間は抗うことが出来なくなるのでしょうか…。メディアの功罪は恐ろしい。歌は世につれ世は歌につれー娘がNHK「エール」の予告を見て首をかしげる。「なんで?なんで?」疑う心を持ち続けてほしいと思う。美談や英雄視は恐ろしい。2020/10/10

LIV

4
それぞれの胸中はいかほどであったか。こういう話を読むと民意とは本当に民衆の意思なのかと思う。作られた道、煽られる民衆。そこに個々の正しい判断が問われる。2012/12/23

iso1884(いそって呼んでね)

4
下巻です。ミッドウェー海戦の件はもう号泣ですね。多聞が好きすぎてもうどうしようもない。敵空母発見の報せを受けた時、南雲が一体どのような胸中であったのかも気になります。そして何が一番最善の策だったのか・・・。長岡甚句の歌詞が初めて聴いたものだったので、そういう部分でも感動しましたし、調査意欲が沸きました。多聞が特に似てるな思いました。2012/09/11

ディープなつまみぐい

1
原案監修、半藤一利。短期決戦を望みながら不本意な戦争を指揮した悲劇の海軍大将、山本五十六の物語。人となりがわかったような気がした。2020/07/13

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