世界恐慌への序章 最後のバブルがやってくる それでも日本が生き残る理由

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087815009
  • NDC分類 338.9
  • Cコード C0033

出版社内容情報

最後のバブル後の恐慌、でも日本は生き残る!
ユーロ危機は解決延期。世界中にあふれるマネーが資本主義最後のバブルを起こし、やがては世界恐慌へと突き進む。通貨制度は富を搾取する仕組みなのか? どうしたら日本は生き残れるのか?

目次

第1章 資本主義最後のバブルが始まっている
第2章 通貨をめぐる本質的な問題
第3章 ユーロ危機をめぐる国家の駆け引きと通貨戦略
第4章 イランの核疑惑と原油のドル表示問題
第5章 日本国内の「円高悪玉論」に隠された嘘
第6章 日本の為替介入、不都合な真実
第7章 「日本国債暴落論」は間違っている
第8章 恐慌前のバブル相場はどう動くのか―近未来の予想

著者等紹介

岩本沙弓[イワモトサユミ]
金融コンサルタント・経済評論家・大阪経済大学経営学部客員教授。1991年より日・米・加・豪の金融機関にてヴァイス・プレジデントとして外国為替、短期金融市場取引を中心にトレーディング業務に従事。銀行在籍中、青山学院大学大学院国際政治経済学科修士課程修了。日本経済新聞社発行のニューズレターに7年間、為替見通しを執筆。金融機関専門誌『ユーロマネー』誌のアンケートで為替予想部門の優秀ディーラーに選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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だろん

8
これはなななかの良書!すでにアシをあらった元金融トレーダー女子の著者によって、各国政府・財務省・政治家・経済学派にマスゴミ・金融機関などに騙されぬよう翻弄されないようにと、淡々と述べられた大変まじめな「金融市場経済の解説書」です。やさしく記述されているし、百田尚樹さんの「カエルの楽園」と併せ、学生諸氏から主婦・サラリーマンまで広く、これからの日本を舵取りする国民方々に、ぜひ読んでいただきたい本だと思った。しかし、タイトルと表紙絵は、当たる当たらないの相場本みたいで内容からして、かなりもったいないなーw2016/05/13

mochizo

4
2012年に書かれているのでちょとずれている部分もありますが、それでもかなり経済のことに的を獲ている良い本ですね。2016/05/21

バーベナ

4
株式や為替について、そこに含まれる米国の思惑。とても面白いしわかりやすい。もっと早く読めばよかった~2015/09/03

Hiroki Nishizumi

4
確かに通貨制度とは不思議な存在だ。いろいろ興味深い予想もあげているが、なんとなく当たりそうな気が・・・・2014/11/06

turtle

3
「円高でないとドル買い介入が出来ない」という指摘は腑に落ちました。また、カイル・バスなどの売りの上手いヘッジファンドが、なぜこれだけメディアでポジショントークをするのかもわかりました。 その一方、確かにこれからのバブルの根拠が薄いと思われました。2012/06/17

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