内容説明
衰退しつつあると見られる一方で、依然として巨大な潜在能力を秘めるアメリカ。昇竜のように発展を続ける21世紀の超大国・中国。軍事力と豊富なエネルギー資源を武器に復活を遂げた、謎だらけの大国・ロシア。日本人の気づかないところで、すでにアメリカ以上の実力を蓄えたEU。膨大な量の原油を支配下に置き、今や中東の盟主ともなったサウジアラビア。そして、必死に生き残りへの道を模索する、アジアのリーダー・日本。世界を掛けて激突する巨大国家群の衝突の行方を、気鋭のジャーナリスト池上彰が斬る。
目次
第1章 中国vs.アメリカ「太平洋をめぐる対決」
第2章 ロシアvs.アメリカ・EU「異質な国との対決」
第3章 EUvs.アメリカ「グローバルスタンダードをめぐる対決」
第4章 サウジアラビアvs.アメリカ「中東への影響力をめぐる対決」
第5章 中国vs.日本「アジアの覇者を掛けた対決」
結び 新たに生まれている対立
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
ジャーナリスト。1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て、報道局社会部へ。警察庁、文部省、宮内庁などを担当する。その後、首都圏向けニュース番組のキャスターを5年間務め、1994年から2005年まで『週刊こどもニュース』を進行するお父さん役に携わる。2005年、NHKを退社。現在はフリージャーナリストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koichiro Minematsu
ceskepivo
よしまさ
たかひー
k_jizo