＃あなたを幸せにしたいんだ―山本太郎とれいわ新選組

山本 太郎【著】

集英社（2019/12発売）

• サイズ 46判／ページ数 216p／高さ 19cm
• 商品コード 9784087808940
• NDC分類 315.1
• Cコード C0095

出版社内容情報

永田町の閉塞にくさびを打て!
2019年7月の参院選で2議席を獲得し、政界に旋風を巻き起こしている「れいわ新選組」および同党の山本太郎代表。
いまや「総理になる」と公言して憚らない山本代表が党立ち上げの経緯、常識破りの選挙戦の舞台裏、そして、注目の次なる一手を綴る。
さらに参院選を共に戦った9名の比例代表候補、重度の障がい者、難病患者、女性装の東大教授、創価学会員、元コンビニオーナー……etc
いずれも「当事者」である彼らのインタビューも収録。
山本太郎とれいわ新選組のすべてがわかる!

●著者プロフィール
1974年生まれ、兵庫県出身。90年に芸能界入り。俳優などで活躍した後、2013年の参議院選に出馬し、初当選。14年に「生活の党と山本太郎と仲間たち」に合流し、小沢一郎氏と共同代表に。19年4月、独自に「れいわ新選組」を旗揚げし、7月の参議院選挙に比例区より出馬。同党は政党要件を満たす票を得るものの本人は落選。

内容説明

れいわ新選組は、大手メディアから黙殺されながらも、比例特定枠で重度障害者２名を国会に送り出し、今まさに永田町で旋風を巻き起こしている。本書では、「総理になる」と公言して憚らない山本代表が党立ち上げの経緯、常識破りの選挙戦の舞台裏、そして注目の「次なる一手」を綴る。さらに、議員となったふたりを含む参院選の候補者全員のベストスピーチとロングインタビューを収録。この一冊で“れいわ旋風”のすべてがわかる！

目次

山本太郎
舩後靖彦
木村英子
野原善正
蓮池透
安冨歩
三井義文
辻村千尋
大西恒樹
渡辺照子

著者等紹介

山本太郎［ヤマモトタロウ］
１９７４年生まれ、兵庫県出身。９０年、高校１年生のときに『天才・たけしの元気が出るテレビ！！』の「ダンス甲子園」に出場し、芸能界入り。９１年、俳優デビュー。２００１年に日本映画批評家大賞助演男優賞、０３年にブルーリボン賞助演男優賞受賞。１１年４月から、反原発活動を開始。１３年７月、参議院選挙に東京選挙区から出馬し、初当選。１４年、「生活の党」に合流し、「生活の党と山本太郎となかまたち」に改称、小沢一郎氏と共同代表に（１６年に自由党に改称）。１９年４月、独自に「れいわ新選組」を旗揚げし、７月の参院選に比例区より出馬。同党は政党要件を満たす票を得るものの本人は落選（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Y2K☮]

2019年出版。十人の候補者のベストスピーチ集。全員が党に埋もれず個の主張を持っている。介護、障害、教育、コンビニ、原発、環境問題、シングルマザー。互いに共感だけでなく相容れぬ点もあったはず。でも人の集団はその方が健全だ。弱い立場のための政治という方向性さえ合致していれば共存は可能。同じ派閥だから完璧に同じ意見じゃないとダメという縛りは、もうその時点で全体主義。いまはれいわ新選組を離れた人もいるけどそれでいいと思う。そして彼らを見出し、チャンスを与えた山本太郎の器と慧眼。政権を取ってほしい。共に創りたい。

2022/09/04

[百太]

無党派です。選挙には行きます。れいわを応援してる訳ではないけど。嘘つかない人達だと思う。

2022/05/30

[カープ坊や]

山本太郎と仲間たち。先の参議院選挙でのスピーチは動画で拝見しましたが、文字起こしされた本書を読む事で　１０人それぞれへの期待、魅力を再認識。　今回残念ながら落選した８人、来たるべき衆議院選挙での巻き返しに期待します。

2020/01/30

[冬佳彰]

うーん、本のタイトルがどうも………。まあそれ以前に、党名もどうも………。という気はしていたが、山本太郎さんの活動や明確な言説は、こんな年齢の俺には一周まわって新鮮だし、日本語の運用すらまともにできないどこかの総理とは違って好感を持っている。本書に収められている参院選時の候補者の熱量や多様性もすごいものだと感じる。いわゆる政治のプロではない彼らだが、いや、もはや「政治家」の意味合いも逆転し、本書に登場する人々こそがプロの名に相応しく、党の中に埋没し続ける政治家こそがパロディに見えてくるのも不思議なものだ。

2020/02/16

[TAKA0726]

山本太郎は、俳優では胡散臭い役で自分的にはイメージがよくない。重度障碍者の利用であざといとたたかれるも国会議員が二人誕生、厚労省が「重度訪問介護」を巡り全国調査実施は一歩前進。ただ話題作りとして、不平不満のある創価学会員、元東京電力社員、女性装の東大教授、元コンビニオーナー、環境保護NGO職員、元外資系為替ディーラー、シングルマザーで元派遣労働者と、今の日本が抱える課題の当事者の寄せ集めでぶれているのでは？奇しくも創価学会員の野原氏が池田大作に似ている！が宗教っぽく、反逆児が国を動かせるとは思われない。

2020/04/08