世の中それほど不公平じゃない―浅田次郎最初で最後の人生相談

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087807011
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『週刊プレイボーイ』の連載をまとめた、小説家・浅田次郎最初にして最後の、笑えて泣けて勇気が出る、ぶっちぎりの人生相談書。キャッチコピーは「そのとき、日本中の文芸編集者が腰を抜かした」。

内容説明

惜しまれつつも完結したコラム「人間道場」、待望の書籍化!

目次

第1章 男と女
第2章 家族・友人
第3章 仕事
第4章 バクチの極意
第5章 日本に生まれて
第6章 人生

著者等紹介

浅田次郎[アサダジロウ]
1951年生まれ、東京都出身。陸上自衛隊除隊後、アパレル業界を経て1990年に作家デビュー。1995年『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年、2007年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

里季

55
面白いっ!!読むべし!!2014/02/16

カピバラ

38
浅田次郎は好きな作家の一人。壮大なテーマの作者だから、高尚な人生相談を語るのかな~と構えて読んでいましたが、浅田表記が途中から「次郎」になったり、相談自体がくだらなかったりと肩ひじ張らず読めるエッセイでした。浅田さんの答えが痛快で、面白かったです。2014/04/05

それいゆ

37
どうでもいいくだらない相談ばかりで、真剣に読むほどのことでもないのですが、まあまあ楽しむことができました。浅田さんは1951年生れなので63歳だと思いますが、私は今まで70歳くらいの方だと想像していました。「小説を書きたい」という相談で、「65歳を過ぎてからの文筆業というのは険しい」という回答がありましたが、ということは浅田さんはまだまだ傑作を執筆する意欲満々だと解釈しました。次回の大作を期待しています。2014/01/15

ちばと~る

36
週刊プレイボーイに連載されていた浅田次郎先生の人生相談集。軽くてどうでもイイお悩みから深刻なお悩みまで真摯な口調で丁寧に御回答!素晴らしい!!もちろん熱い競馬トークも炸裂!!!2014/05/26

スリカータ

26
浅田次郎さんの小説が面白かったので、最初で最後の一冊という人生相談本を手に取った。私が読むことはない男性向け週刊誌連載とあって、相談者は男性ばかり。20代の若い編集者との対談形式で回答するというところも面白かった。浅田次郎さんが自衛隊員やアパレル経営をしていたことは驚き。豊富な人生経験からのアドバイス。もっと他の小説が読みたくなった。巻末のお勧め本はメモしておこう。2020/06/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7337614
  • ご注意事項