内容説明
映像のように立ち上がる「古事記」の衝撃。神武天皇婚姻までを、シナリオ形式で描き出し、天皇制成立の謎を解き明かす。
目次
1 大八島国と神神の生成(黎明;国土 ほか)
2 出雲の神の遍歴譚(須佐之男命の英雄譚;稲羽の素兎 ほか)
3 天孫の降臨と婚姻(天上・高天の原;木花の佐久夜毘売 ほか)
4 高千穂より大和へ(日向の高千穂宮・外宮本殿;宇沙・足一騰宮 ほか)
著者等紹介
長部日出雄[オサベヒデオ]
1934年、青森県弘前市に生まれる。週刊誌記者・フリーライターを経て、創作活動に入る。『津軽じょんから節』『津軽世去れ節』により直木賞、『鬼が来た棟方志功伝』により芸術選奨文部大臣賞、『見知らぬ戦場』により新田次郎文学賞、『桜桃とキリストもう一つの太宰治伝』により大佛次郎賞、和辻哲郎文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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