ファイアボール・ブルース―逃亡

ファイアボール・ブルース―逃亡

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087751840
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ハードボイルド女子プロレス小説。胸が熱い、心が燃える。リングの女王・火渡抄子が謎の失跡事件と大バトル。乱歩賞作家の新境地書き下ろし。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オーウェン

51
桐野さんがプロレス好きというのは初めて知ったが、刊行は1995年なのでプロレス人気がK-1に押され始める時。 人気レスラーの火渡と、新人で全く勝つことが出来ない近田。 この2人を中心に行われる女子プロの興行を描いていく。 ライバルの存在から、それに関連していく死体の謎。 そして謎の真相からレスラーとして臨む試合。 桐野さんとは正反対な作風の空気であり、熱さや青春といった要素が映し出されていく。 ラストを敢えて近田の試合にしており、初勝利なるかというクライマックスで締め。2020/11/26

ろこぽん

2
火渡さんは神取忍を思い浮かべながら読んでたらホントに著者は神取忍をイメージして書いたようです。火渡さん、男らしくてかっこいいよ。神取さんは議員になってちょっと路線おかしくなったよね。2018/08/18

mamapu

2
プロレスの事はほとんど知らないけれど、上下関係については想像し易かった。ただ殺人事件が起こっているのに、素人が捜査して警察が出てこないのが疑問っちゃー疑問。でも火渡はめっちゃ格好良かったかな。2015/04/29

Wanibe

2
桐野さんの中では異色の女子プロを舞台にした作品。娯楽作品としてはそれなりに楽しめる。作者あとがきによると「女にも荒ぶる魂がある」ということを知ってほしいとのことだけれど、そんなことは当然知っている女である私としては、あとがきを読んでちょっとがっかりしてしまった。2010/12/04

s

1
桐野さんだから、と興味の無い女子プロレス物だけど読み始めたら面白くて。あとがきに神取忍さんがモデルと描かれていたので検索したらヒミコは北斗晶さん。イメージがはっきりして気持ちの良い読後感になりました。2017/10/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/478622
  • ご注意事項