新選組の遠景

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087747133
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0095

内容説明

明治維新から140年、子母沢寛、司馬遼太郎らによる、これまでの「新選組」史観にいどみ、新選組がたどった命運を、“遠景”から新たなパースペクティヴで描く。江戸・明治・大正・昭和・平成にいたる、ニッポンの時代精神を生き生きと描く野心作。

目次

第1章 新選組の遠景
第2章 池田屋事件私考
第3章 沖田総司伝説
第4章 内山彦次郎殺し
第5章 七条油小路の血闘
第6章 千両松の戦い
第7章 北辺に散る

著者等紹介

野口武彦[ノグチタケヒコ]
1937年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。日本文学・日本思想史専攻。神戸大学文学部教授を経て著述業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つばき

0
新撰組はさすがの人気で色々なジャンルの作品に登場しているので、たまにはこのように変に肩入れせず史実を辿っていくお話もいいな。2014/05/25

しろろぞ

0
新選組中心史観という言葉にドキッと来た。確かに新選組は歴史上の役割に比べてフィクションではメインに取り上げられがち。歴史から読み解くには新選組を中心にしては見えないことも多いのだろう。また沖田総司の項目など、フィクションとの関係も取り上げているのが面白い。特に新選組の哲学が良く引かれていた。そちらも再読したくなった。http://memoria1.blog.fc2.com/blog-entry-88.html2013/08/13

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