出版社内容情報
発足後まもなく、9・11テロに見舞われたジョージ・W・ブッシュ政権において、国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官を歴任した著者が、8年間をつぶさに振り返る。(解説/手嶋龍一)
内容説明
コンドリーザ・ライスは本書においてイラン、北朝鮮、リビアなどの情勢が混沌の中に陥っていくプロセスの舞台裏を明かしている。同時に、危機管理の調整役としての自分の役割についても語り、緊迫した関係の国々を交渉のテーブルにつかせるために日夜奮闘した日々を振り返る。まるで、世界の機密外交の交渉の現場を体感できるような臨場感にあふれている。
目次
時間が途切れる前
実直な仲介者
政策に着手する
中東
ウラジーミル・プーチン
「アメリカが攻撃されている」
戦争計画の始まり
テロとの戦いと国内戦線
南アジアの核問題
二国家解決〔ほか〕
著者等紹介
ライス,コンドリーザ[ライス,コンドリーザ] [Rice,Condoleezza]
1954年、アラバマ州バーミングハム生まれ。81年、デンバー大学で政治学の博士号を取得。同年、スタンフォード大学の助教授に就任、87年に准教授に就任。89年から91年まで、ジョージ・H・W・ブッシュ政権で国家安全保障会議東欧ソ連部長を務めた。91年、スタンフォード大学に戻り、93年教授に昇進。2001年、ジョージ・W・ブッシュ政権において、女性初の国家安全保障担当大統領補佐官に就任。2005年、2期目の同政権では、黒人女性初の国務長官に就任。2009年、退任後はスタンフォード大学に復帰している
福井昌子[フクイショウコ]
翻訳家。立教大学法学部卒
波多野理彩子[ハタノリサコ]
英語翻訳家。一橋大学社会学部卒。国際ニュース誌の翻訳なども手がける
宮崎真紀[ミヤザキマキ]
英米文学、スペイン語文学翻訳家。東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒
三谷武司[ミタニタケシ]
翻訳家。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。新潟大学人文学部助教授等を経て、東京大学大学院情報学環准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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