すばらしきアメリカ帝国

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087734645
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C0098

内容説明

「国際法違反、侵略行為、凶悪犯罪、人権侵害といった、どのような原則によって『ならず者国家』を定義づけたとしても、アメリカは完全に該当します」―皮肉とユーモアにみちた独特の「チョムスキー節」全開。

目次

第1章 アメリカが掲げる帝国の野望
第2章 「付随的損害」という欺瞞
第3章 「レジーム・チェンジ」が意味するもの
第4章 侵略戦争の解釈
第5章 歴史から消される真実がある
第6章 善意のドクトリン
第7章 知的自己防衛のすすめ
第8章 民主主義と教育と核兵器
第9章 違った世界が実現できる

著者等紹介

チョムスキー,ノーム[チョムスキー,ノーム][Chomsky,Noam]
1928年米国ペンシルヴェニア州生まれ。マサチューセッツ工科大学教授。言語学者として生成文法理論を打ち立てて一時代を築く一方、詳細な事実を鋭く分析し、米国の政策に厳しい批判の眼を向けてきた

岡崎玲子[オカザキレイコ]
1985年生まれ。16歳のときに『レイコ@チョート校』でデビュー。2004年、『9・11ジェネレーション』で第三回・黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinchan

14
原題は「Imperial Ambitions」で帝国の野望と訳すのだろうが、訳者が付けたのか「すばらしきアメリカ帝国」とこの題名はいかにもと思わせるような題になっている。チョムスキーの本は日本でもっと読んでもらいたいですね。2017/08/01

En

7
チョムスキーがアメリカの実態について語っている本。「アメリカは自分たちがコントロールできるという条件のもとでの民主主義を欲している」「言いなりになるかぎりにおいて、好きなことをする自由が与えられている」というのは誇張か否か。どちらにしても強い権力を握るアメリカには注視していく必要があるだろう。それにしても宇宙の軍事化という件は恐ろしすぎる…。しかし、チョムスキーがこういった本を書き発表できるのは、さすが言論の自由の国。2014/01/22

youco

4
中東の混乱はもはや手のつけられない絡まり具合となっている。世界=アメリカなんだからさぁ、と皆思っているわけだが、語られない事実も多々ある。暗黙知的な部分をどう処理するか。2009/02/19

城川

3
エルサルバドルやグアテマラ、ブラジルにハイチ……。そういったラテンアメリカ諸国の政治的状況を知らなかったので色々調べつつ読みました。中東や欧州に比して報道も少なく、教育でも扱われないと本当に求めないと情報が入って来ませんね。さて。アメリカ「帝国」は「ならず者」であるとありましたが、その理由は怯えから来るのかと驚き。予防戦争の話はやはり最たる例だったようで。それにしても実にアメリカは世界の広い範囲のことに介入しているし、チョムスキーはそれを知っているなあとまたまた驚き。第9章にアメリカ経済についての記述があ2014/03/01

R

3
こんな人が出てこれるのもアメリカのでかさだなあ2010/05/03

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