チンギス紀〈13〉陽炎

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チンギス紀〈13〉陽炎

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087717914
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ホラズムの皇子ジャラールッディーンは、テムル・メリクやマルガーシとともに、サマルカンド近郊で、カンクリ族のサロルチニらを交えて調練を行う。そしてゴール朝との闘いに参加した。
金国の完顔遠理は開封府に赴き、帝の許しを得て、モンゴル国に奪われた河北の地で闘う影徳隊を組織する。ふだんは民として潜伏し、モンゴル軍の駐屯地などを襲撃しようと試みる。また、遠理は大同府の泥胞子の書肆で、沙州と呼ばれる初老の男と出会った。
チンギス・カンの孫ヤルダムは、スブタイの指揮下に入ることを命じられる。礼忠館を継ぐかたちになったトーリオは甘蔗糖を商うために南の国へと向かうが、その際、部下の呂顕が岳都で育ったことを知る。西遼を殲滅するために進軍したジェべは、先に鎮海城を襲撃した獰綺夷と対峙した。
ダライ・ノールでひと冬を過ごしたチンギス・カンは、返礼としてホラズム国に大規模な使節団を派遣する。彼らはホラズム国のオトラルを経て、サマルカンドに向かおうとしていた。オトラルを統治するのは、アラーウッディーンの叔父でもあるイナルチュクだった。

使節団はなぜ襲われたのか。
運命を分かつ事件が起きる、好評第13巻。

【著者略歴】
北方謙三(きたかた けんぞう)
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。

内容説明

金国の完顔遠理は影徳隊を組織し、モンゴル国への抵抗を続ける。礼忠館のトーリオは、商いのため南へと向かう。その先には岳都があった。そして、チンギスがホラズム国に送った使節団に異変が。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年第64回菊池寛賞を受賞。20年旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

171
【チンギス紀完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11287876?sort=book_count&order=desc 今回は、最新刊第十三弾、『陽炎』です。本巻は、あまり大きな動きがありませんでした。続いて7月発売の十四巻へ。まだまだ続きそうです。 https://www.shueisha.co.jp/kitakata/chingisuki/2022/04/21

パトラッシュ

113
全体として大きな動きはないが、チンギスの他の伝記でもホラズム・シャー国でモンゴル使節が虐殺される事件は大きな転回点とされている。これを契機にモンゴルは中央アジア征服に乗り出し、欧州にまで及ぶ巨大帝国に成長していくからだ。それをチンギスとの戦いを望むホラズム国王の意志と設定し、成長したジャムカの息子が仕えているのだから続巻への期待がいや増す。一方で長くチンギスと共に歩んできた老将が相次ぎ世を去り、金王朝の命脈も尽きようとしている。ユーラシアの東西で巨大な国家的変動が動き出すプロローグ巻として位置付けられる。2022/04/25

まえぞう

43
西遼は破ったものの、西夏や金との戦いが膠着する中で、ついにホラズムとの戦が始まる。チンギス自らが指揮を執る遠征が始まった。タルグタイが残した海商隊と梁山泊と岳飛が残した南の営みが、今後の展開にどう関わってくるのだろうか。2022/03/26

Book Lover Mr.Garakuta

32
【速読】【図書館本】:既に対人関係が珍紛漢紛。対人相関図がないと頭の整理も出来ない。地理的な情報や地勢図なども思い描きにくかった。でも面白いから一気読み。図書館に予約したいから、次巻十四巻の発売日を知りたい2022/05/10

フク

25
#読了 少し遡上すると滝にぶつかる大河というだけでウキウキしてしまう。 チンギスとボオルチュの阿吽の呼吸はニヤニヤせざるを得ない。2022/06/03

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